秋季リーグ戦展望~前人未到の6連覇へ~/練習取材

1999.01.01
 9月15~28日まで駒沢体育館と代々木第二体育館にて平成22年度秋季関東学生リーグ戦が行われる。リーグ戦通算優勝回数は男子トップの33回。世界ランキング10位(9月2日最新版)の水谷(隼・政経3)を中心に、強力な布陣で挑む。だが、今年度は、春季リーグ戦では早大に、インカレでは青森大に完敗した。いまだに無冠だが、明治は秋季リーグ戦にはめっぽう強く、5連覇中。今回はリーグ戦6連覇という前人未到の偉業に臨む。

 団体戦への出場メンバーは前回と変わらない。すでに特別賞を獲得している池田主将(法4)と軽部(営4)を軸に、実績のある甲斐(営3)・根田(営2)、そして春季リーグ戦で優秀選手賞を獲得し成長著しい松渕(文3)、昨年度の全日本学生選手権でランク入りを果たした遠藤(法4)、そして日本のエース・水谷(隼)が出場メンバーだ。他大がうらやむ、名実と共に近年最強のオーダーであることは間違いない。特に、1年次から主力として大車輪の活躍を見せる池田主将・軽部にとっては最後のリーグ戦。「最後だから勝って終わりたい」(池田主将)。明治の秋のリーグ戦に懸ける思いは、熱い。普段は仕事などで限られた時間でしか指導出来ない高山監督が、9月はすべて明治の練習に参加し指導している。「監督が居るだけで、練習の雰囲気は変わる」(軽部)などの効果が出ている。

 今年の明治の目標は、春秋リーグ戦とインカレ制覇の三冠だが、いまだに無冠。「背水の陣。なんとしても勝たなくてはならない」(高山監督)。今回のリーグ戦の特徴として挙げられるのが、従来よりも大会日程が長いことだ。そのため、モチベーションの維持が優勝へのカギとなる。また、選手は「今年結果を残せていないから、勝って監督に恩返しがしたい。明治の名にかけて負けるわけにはいかない」(池田主将)と気合十分だ。前人未到の秋季リーグ戦6連覇へ。その偉業が達成されたとき、監督は選手に囲まれて宙を舞っていることだろう。

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<日程>
9月15日 対専大    16:00~
9月16日 対埼玉工大  16:00~
9月17日 対日大    15:00~

9月21日  対中大   16:00~
9月22日  対駒大   15:00~
9月27日  対日体大  12:00~
9月28日   対早大   15:00~

≫会場アクセス
【9月15~17日】 駒沢体育館
―東急田園都市線「駒沢大学駅」下車 徒歩15分
※入場料無料

【9月21~28日】代々木第二体育館
―JR山手線「原宿駅」表参道口より徒歩5分。
―東京メトロ千代田線「明治神宮前駅」より徒歩5分。
※入場料無料