リーグ戦を前に気合十分/練習取材
オフェンス
『一戦必勝』――明大グリフィンズの寮の壁に掲げられている言葉だ。関西学大定期戦での屈辱の完封負けから三ヶ月……。いよいよ秋シーズンが開幕する。秋に向けて最悪なスタートとなったため、夏はチームを一から作り直すことに専念。いかにチームを一つにするか、ということに主眼を置いてきた。オフェンス陣は、QB田中(蔵・政経4)、FB小谷田(圭・政経4)、RB北村(政経4)などを中心に得意のランプレーは健在。一方定期戦でミスの目立ったパスプレーは、WR安田(営4)いわく、「自分が在籍した四年間でレシーバー陣の質は一番高い」とのこと。今季は同じブロックに強豪日大・法大が不在であるため、本学にとってはかなり有利であるとささやかれている。しかし、早大や成長著しい中大などがおり、例年通り油断できない状況に変わりはない。「『一戦必勝』。どこが相手でも自分たちのフットボールをするだけ」(加藤主将)というコメントが今季リーグ戦のカギになりそうだ。
ディフェンス
昨季チームを引っ張ったタレントたちが抜け、戦力低下が懸念されていたディフェンス陣。春のオープン戦ではその不安が現実のものとなってしまい、関西学大戦では相手のなすがままに大量失点を喫した。帰京後のミーティングでは他のポジションの選手からも意見を求めるなど、改善点を徹底的に洗い出し、ディフェンスチームの再構築を図った。ディフェンスリーダーの稲見(政経4)は「オープンプレーへの対応など、KG(関西学大)戦で見つかった課題に取り組めた」と夏の練習の手応えを語る。
関西学大戦でミスが頻発したバックス陣は、チーム練習に加え、練習前後に自主練を重ねプレーの精度を高めた。バックス陣を率いる関(政経4)は「仕上がりは実際に戦ってみないと分からないが、(バックス陣は)若い選手が多いので、リーグ戦を通して更に成長していきたい」と意気込む。また、初戦の一橋大については「国立は春と攻撃パターンを変えてくる場合が多いので、気を抜かずに臨みたい」と警戒感をあらわにした。リーグ戦で勝利を重ねるには安定した守備力が不可欠。昨季に負けない鉄壁の守りを完成させることができるかが、ブロック優勝へのカギとなる。
コメント
加藤主将
――チームの仕上がりについて。
「レシーバーは良い。ディフェンス陣は若いこともあり経験を積ませないと。ラインは春よりは調子が良い」
――チーム状況について。
「かなり盛り上がっている。出鼻をくじかれないようにしたい」
――日大、法大不在について。
「油断できない。中大とかは脅威になってくる」
――リーグ戦の意気込みについて。
「どんな相手でも勝つ。潰しに行きます」
田中(蔵)
――チームの仕上がりについて。
「やってみないとわからない。試合が始まらないとわからないことも多い」
――夏練習について。
「基本を底上げすることができた」
――関西学大戦後のミーティングについて。
「やってはいけないミスをしないようにいっても出るということはわかっていないということだから、意識を高めるようにとは言ってきた」
――下級生の成長について。
「全員成長している。大学レベルに追いついてきた」
――最後のリーグ戦について。
「四年生が引っ張るしかない。最後とかはまだ意識してない」
――雑誌などにスピードの明治と書かれているが、そのことについて。
「まだまだ追求しなくては。甘い部分がある」
――一橋大戦について意気込み。
「一戦必勝でいきたい。流れを左右するので取りたい」
安田
――レシーバーについて。
「レベルは自分が在籍した四年間で一番高い」
――個人的な目標について。
「今季の明治はパスプレーも強いと言わせること」
――雑誌などにスピードの明治と書かれているが、そのことについて。
「個人的には例年より遅い。特にOLは下級生中心だけあって、まだまだ足りない部分がある。試合の中で成長してもらいたい」
川上(商3)
――個人的な調子について。
「怪我も治ったし、精一杯やりたい。4年生を支えていきたい」
――リーグへの意気込みは。
「法大・日大も居ないし、いい組み合わせ。勝ちとグリフィンズに貢献したい」
小谷田(圭)
――チーム状況について
「春に比べたらだいぶいい。オフェンス陣はどこも盛り上がっている」
――最後のリーグ戦ということについて
「楽しすぎて過ぎるのが早かった。思い出深いものがある」
高松(政経2)
――体調について。
「あまり良くはないが、そのうちあがってくるから心配いらない」
――先輩へのライバル心について。
「当然ある。一本目に出たいという気持ちであふれている」
――自身の目標について。
「オフェンスの流れを止めないこと。そして自分で流れを持ってくること」
稲見
「(リーグ戦は)とにかくやるだけ。リーグ戦に向けて新しい守備体系も考えてきた。初戦の一橋大戦は勝ちにこだわる。DLでは高橋(輝・法3)、LBでは長田(商3)がキーマン。2本目もいい選手が育ってきているので、試合の中で経験を積んでいければ。明日は絶対勝ちます」
長田
「(関西学大戦では)ボロ負けして、これじゃあダメだと気合いを入れ直した。KG戦で出てしまった役割のミスを繰り返さないように練習に取り組んできたので、細かいミスは減らせてきている。その他にタックルなどの基本的な項目も繰り返し練習した。まだタックルには甘さがあるが、仕上がりは順調。自分自身も鋭いタックルをして、速さで勝負していきたい」
関
「夏場はアメフトに集中できる環境に身を置けた。仕上がりはやってみないと分からないが、(DB陣は)若いメンバーが多いので、試合で経験を積みながら更に成長していきたい。夏はDLとLB、LBとDBの連携を課題に取り組んだ。初戦の一橋大は春と作戦を変えてくる可能性が高いので気を抜かずに臨みたい。何が何でも勝つ。形にこだわらず、泥臭く勝ちたい」
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