名門関西学大に力負け/関西学大定期戦
第1クォーターは明治のキックオフで開始した。開始早々攻撃権を奪った明治。プレーアクションパス、ランプレーでゲインをきざんでファーストダウンを順調に獲得し、相手に攻撃する隙を与えない。しかし、順調な立ち上がりかと思ったのもつかの間、開始8分、QB田中(蔵・政経4)からWR安田(営4)へタッチダウンを狙うロングパスも痛恨の落球。絶好のチャンスを逃し、明治はそこからミスが続いていく。再びプレーアクションパスからエンドゾーンへのロングパスを試みるも失敗。その後ショットガン体型からの攻撃はスナップミスで大きくロスし、攻撃権を譲ってしまう。悪い流れを切れず、開始9分、67ヤードの大幅なゲインを許しそのままタッチダウン。先制点を奪われる。その後攻撃権を手にするものの得点できず、0―7でリードされたまま第2クォーターへ。
第2クォーターは序盤から得意のランプレーで確実に敵陣を追いつめる明治らしいプレーが光る。QBスクランブルやオプションピッチから左オープンを好走しゲインをきざんでいくが、タッチダウンを狙ったパスは不成功。またしても好機をものにできず、スナップミスで攻撃権も手放す。そこからパスターゲットをフリーにしてしまったスキをつかれ、縦パスから大幅なゲインを奪われる。しかし相手のファンブルを押さえターンオーバー。このまま波に乗りたい明治だが、ファンブルしてしまい奪い取った攻撃権を早々と明け渡してしまう。焦りからか反則も重なり自滅してしまう形に。開始19分、ホールディングの反則で10ヤード罰退、相手にオートマティックファーストダウンを許す。このチャンスを逃さない関西学大に痛い追加点を奪われる。さらに開始33分、明治側の不正なスナップの反則。ボールデッドから5ヤード進んだ地点で関西学大の攻撃が始まる。しかしこれ以上追加点を奪われるわけにはいかない明治は粘りを見せ、0―14、逆転の余地を残した点差で抑えなんとか前半を乗り切る。
前半の嫌なムードを変えたい第3クォーター。だが引き続き関西学大ペースで試合は進む。開始8分、関西学大の巧みなランを止めることができず、タッチダウンを決められ、追加点。どうしても嫌な流れを断ち切ることができない。12分、チョップブロックの反則で15ヤード罰退となる。しかし、気持ちを切らさず反撃を続ける選手達。フックパスからキャッチ後にボールを後ろにトスし42ヤードと大きくゲイン。この勢いに乗りたいところだが、関西学大の堅固なディフェンスを崩すことができない。ギャンブルでパスを試みるも不成功で攻守交代してしまう。関西学大は多彩なパスでゲインを重ね、パスの構えから左オープンを走りタッチダウン。ダメ押しの追加点を決められる。明治もランプレー・パスプレー共に徐々に精度を取り戻し必死に追いすがるものの点を奪い取ることができない。0―28と点差を広げられ終えた第3クォーター。逆転の望みを最後のクォーターへ託す。
背水の陣で迎えた第4クォーター。再び敵陣に攻め込むがエンドゾーンを目の前にまたしてもファンブル。攻勢をかける関西学大を4thダウンに追い込むも、ダウン更新を許してしまう。ところが関西学大もエンドゾーンに迫りながらファンブル。すかさず明治がリカバーし攻撃権を握る。しかし挽回を図るものの流れを呼び込むことはできず、パントに追い込まれる。踏ん張り切れずに、決定打となるFGを決められ万事休す。最後まで攻め切れないまま0-31で試合を終えた。
あまりの悔しさに顔をうなだれる選手達。雨の影響もあったものの、自らのミスで自滅を招いたあまりに歯がゆい内容だった。チャンスは何度も訪れたにもかかわらず、得点につなげることができなかった決定力不足が最大の課題である。最終目標の甲子園ボウルに向けて、この夏が正念場。流した涙が決して無駄にならないよう、リーグ戦での躍進を願う。
☆試合後のコメント☆
カラフチコーチ
「今日の結果は素直に受け入れて、今回見つかった短所を修正していくのはもちろんだが、長所を確立していってほしい。もし去年の貯金が残っているのであれば、ぜひ生かしてほしい」
加藤主将(政経4)
「弱い。やってきたことが甘すぎる。こんなんじゃ全然。課題は多すぎるが、とにかく一人一人の意識を改善していかなければいけない」
小谷田(圭・政経4)
「負けたのは4年生の責任。一から作り直していくしかない」
関(政経4)
「力量負け。パントに持ち込めなかった。昨年負けた相手が気持ちを入れてくるのはわかっていたが、こっちに甘えがあった。精神的な問題」
安田(営4)
「終始ミスで終わって情けない試合だった。普段通りすればいいことができなかった。決定的なチャンスでの落球は思い切って投げてくれたQBに申し訳ない。結果を受け入れて、リーグ戦に向けてもう一度チームを見直す」
川上(商3)
「気持ちで負けていた。リズム良く攻められていたが小さなミスが多かった」
鈴木(法2)
「力不足。雨のせいもあってパスが通せなかった」
高松(政経2)
「今日の試合はひどい。ファンブルで守備の流れを切ってしまった。RBとして試合をコントロールできなかった。調子は悪くはなかったが、関西学大戦ということで浮き足だっていた。個々のスキルアップ、プレーの理解力を高めていきたい」
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