
ルーキー本間が活躍し2連覇達成/関東学生争覇戦
さまざまな学生大会で連覇を成し遂げている明大だが、そう簡単に連覇ができない大会がこの争覇戦。過去5年をさかのぼると1位、2位、1位、2位、1位となかなか連覇できないでいる。連覇なるかが注目された今大会はルーキー本間の活躍もあり危なげなく優勝。連覇を達成した。
昨年の決勝戦の相手である中大との1回戦を5-0と完封勝利で突破し勢いにのる明大。2回戦は優勝候補の一角である専大との戦いとなった。強豪日大との1回戦を制した専大が相手であろうと全く問題にせず、5番手の西脇(政経2)に順番が回る前に勝負を決める。結果的には3-2であったが走行内容は結果ほど接戦ではなく、勝利を脅かされることはなかった。続く早大との決勝戦はなんと3人目で勝利を確定。最終的には4-1で見事に連覇を達成した。
この結果に対して長田監督は「下手くそだった」と一蹴。まだまだ選手は長田監督の求めるレベルに達していない。そんな中、1年生の本間の活躍が光る。「普段から一生懸命だったから出した」と厳しい長田監督に頑張りが認められた本間。その期待に応え、学生大会デビュー戦ながら1回戦、2回戦、決勝戦すべて減点0で走行し、最優秀選手の座を射止めた。本間は「馬が良く、助けてくれた。自分はリバプール障害が苦手だが、峯が飛んでくれた」とコンビを組んだ明峯を称えた。今年は柘植前主将、齋藤(政経3)、西脇(政経2)のように、馬術界に身を置く大半のものがその名を知っているような大物ルーキーの加入がなかった。それだけに今大会で本間が結果を出したことは非常に大きい意味を持つ。「明大に本間あり」。そんなふうに言われる選手に育つか今から楽しみだ。
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