3度目の正直!!吉田(学)が初優勝/全日本ジュニア総合大会2010
個人戦形式で行われる今大会。吉田(学)が躍動した。初日から首位に立つと、そのまま逃げ切り自身3回目の出場で初優勝。昨年、明大選手の7年連続優勝を逃した悔しさを晴らした。吉田(学)とコンビを組んだのは明輪(めいりん)。コンビを組んで約半年、「競技を重ねるごとに馬の状態とレースでの状態がわかってきた」と言うように意思の疎通が図れてきた。
1日目を首位で終えると、2日目は足があまり速くないため、問題視していたクロスカントリー競技。しかし結果は出場選手中最速のタイム。「馬にスピードがないので、それを逆に利用し内側を走るようにした。初めて規定タイム以内で走れたんですよ」(吉田・学)と満足げに話した。
1日目を首位で終えると、2日目は足があまり速くないため、問題視していたクロスカントリー競技。しかし結果は出場選手中最速のタイム。「馬にスピードがないので、それを逆に利用し内側を走るようにした。初めて規定タイム以内で走れたんですよ」(吉田・学)と満足げに話した。
最終日に行われるのは障害飛越競技。「プレッシャーを感じていたけれど、逆に開きなおれた」とその言葉通り、一つの障害を落とすものの、あとは安定した走りをみせ見事に初優勝を飾った。レース後の取材で、優勝したという実感はありますかという質問に「勝ったら表彰式でどうしようとかを部のみんなで話し合ってたんですけど……いざ勝ってみると実感わかないです。」と満面の笑みで話した。
今後の目標については「馬にもいい状態が作れたと思うので関東学生選手権でいい成績を収めたいです。」と力強く語る。この結果、明大の総合馬術競技レギュラー馬は全馬がタイトルを獲得した。今回得たであろう自信。さらに監督が「1回は誰でも勝てる。まぐれを続けないために、やることがまだまだ多くある」と話すように、大会の中で浮き彫りになった課題を修正することができれば、さらなる飛躍が期待できるだろう。
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