大学デビュー戦で横山4強進出/関東学生新人選手権
大会前の取材で、「シングルスでベスト4に入りベストを尽くしていきたい」と述べた横山。その言葉通りの結果となった。
6回戦まで全てストレートで勝ち上がってきた横山だったが、準々決勝は手に汗握る大接戦となる。相手はニエ(大正大)。先日行われたリーグ戦において本学の主力である甲斐(営3)を破った実力者だ。試合は第1セット1-11で敗れるなど、第3セットを終わり1-2と後がない状況に立たたされる。しかし粘り強い卓球で第4セットを競り勝つと、むかえた最終セット、デュースまでもつれるも最後は気持ちで上回り逆転勝ちを収めた。強敵相手の勝利に嬉しさを表現した横山。試合後「準々決勝での勝利は自信となった。精神的に弱いと言われていたが、今回は諦めず精神的に成長できた」とコメントした。
準決勝は板倉(早大)に力負け。「体力不足と集中力のなさを痛感した。今後は筋力トレーニングを重点的にこなしていきたい」と課題も浮き彫りになった。今後の目標として、「まずリーグ戦に出てチームに貢献すること。個人では、関東学生と全日本でランク入りしたい。まだまだ未熟ですけど(苦笑)」とその目は既に先を見据えている。
ベスト8で敗退した川久保は「最低限の目標はクリアできた。準々決勝以外はフルセットだったので、すべての試合が苦しかった。特に3回戦の佐藤(駒大)との試合は、精神的にも体力的にも辛かった。デビュー戦としては60点くらいあげたい。次の目標は関東学生でベスト16、ランク入りを果たすこと」と話した。
今大会に出場した選手の中から、将来の明大卓球部を担う選手はどれだけ出てくるのか。まだまだ戦いは始まったばかりだ。なお優勝はシングルスは土倉(中大)、ダブルスは橋本・松生(中大)組だった。
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