日体大を完封するも表情崩さず/オープン戦

 今年度初の対外試合を迎えた明大グリフィンズ。1ヶ月後には関西学大との定期戦を控えている。そのため、‘この試合の持つ意味の大きさ’を選手達の表情から伺い知る事ができた。
 

 気温が25度を越え、湿度も高いという天候の中グリフィンズのキックオフで試合は始まった。 まず、試合の主導権を握ったのは本学。ルーキーのRB#31小谷田(雅・政経1)のTDで流れを掴み、連続得点を決める。また、この連続得点に勢いづいたのかディフェンス陣もテーマとしている『攻めのディフェンス』を見せる。点差がついた時点で本学は、下級生中心のメンバーに切り替えさらなる得点を狙ったが、ファンブルなどの基本的なミスが目立ち得点がストップしてしまい、ディフェンス陣にもコミュニケーション不足から細かいミスが見られた。得点こそ許さなかったものの、最終クォーターには自陣深くまで攻め込まれ、課題の残る勝利となった。
 
 見つかった課題としては、まずオフェンス陣のファンブルの多さである。加藤主将(政経4)は「練習中にもファンブルしてしまう場面が多く見られ、チームを挙げて対策してきたが試合本番で出てしまった」と反省点を挙げた。対戦相手である日体大は故障者が多く、チーム状態も良くなかった。「自分たちの実力を過信せずに臨みたい」と稲見(政経4)。来月対戦する関西学大は関西でも1、2を争うチームだ。昨年は勝利しているものの、自分たちの実力を過信したままでは到底勝てる相手ではない。しかし、メンバー1人1人が自分の役割を果たし、挑戦者の心構えを持って戦えば必ず結果はついてくる。昨年はグリフィンズのホームゲームで、対戦相手である関西学大のチーム状態も良くない中での勝利だった。今年は関西学大のホームゲームだ――その状況で勝利してこそ、グリフィンズにとって本物の勝利になるだろう。
 
☆試合後のコメント☆

加藤主将(政経4)
「まだまだ1本目2本目の差がある。去年の4年生に勢いある人が多かった分、下級生は経験不足。課題はたくさんある。今のままでは関西学大には勝てない。今日の試合は50点。リズムは良かったがオフェンスに課題がある。OLもヒットもスピードも遅い。今のままでは1部で通用しない。QB・RBなどのオフェンスバックはできている」

安田(営4)
「詰めが甘く、ミスが非常に多い。リズムに乗ろうとしたところでミスが出る。ファンブル・キャッチミスなどが目立った。二本目(控え選手)が出てから得点が止まったのがまずい点。(関西学大戦に向けて)去年も勝ったが今年はアウェー。今年勝てたら本当の勝ちと言えると思う。全力で挑みます」

稲見(政経4)
「0点で抑えられたのは良しとして、役割ごとのミスが目立ったのが課題。動きはまだまだ。今日の勝ちで勘違いしないように関西学大戦に備えたい。関西学大戦は昨年勝ったが、今年は自分たちの力をどこまで出せるかがカギ。今日の課題を確実に修正して臨みたい」