【ボードセーリング】八木田初優勝、小山田4位で沖縄へ 全日本制覇の林、上村もラストイヤーで挑む/全日本学生選手権関東支部予選
全日本学生選手権(インカレ)を目前に控え、明大は沖縄での大舞台に挑む。9月12、13日に逗子で行われた関東支部予選では、八木田裕樹(情コミ4=農大一)が初優勝を果たし、小山田柊平(法1=湘南工科大付属)が4位、大島拓己(法2=東山)が5位に入賞。レディースクラスでは上村彩夏(理工4=秋田北)が7位で予選を通過した。さらに、10月3、4日に材木座で開催されたTECHNO293全日本選手権では、小山田が準優勝、林つぐみ(法3=下松)がレディースクラスで優勝を果たした。練習で培った力を示し、全国の舞台でも結果を残してきた明大勢。個人優勝、そして表彰台独占を目指し、いざ沖縄の海へ。
◆9・14~15 全日本学生選手権関東支部予選(逗子海岸沖)
▼メンズクラス
八木田――1位
小山田――4位
大島――5位
三吉――9位
神田――13位
小倉――16位
中谷――21位
政池――23位
小林――24位
山中――35位
宮島――37位
前佛――38位
嶋田――42位
矢倉――48位
堀井――50位
田中――59位
▼レディースクラス
上村――7位
支部予選は2日間で計7レースが行われた。初日は北風の陸風による風の変化が激しい海面となり、順位をまとめる難しい展開に。2日目は風の弱いコンディションで、パンピングを中心としたレースが繰り広げられた。
初優勝を飾った八木田は、全国大会への出場が懸かった予選で結果を残せたことに喜びを見せる。「初めて大会で優勝することができて、それをこの沖縄の全国大会が懸かった予選会で達成することができて、本当に心からうれしかった」と振り返った。初日の第1レースでは16位と苦しいスタートを切ったが、その後切り替えて順位をまとめた。さらに、得意とする弱風域で迎えた2日目には自信を持ってレースに臨んだ。その背景には、夏の練習で積み重ねた努力がある。明大は夏休み期間中、週6回ほど海に出て、風の弱いコンディションでのパンピングを重点的に強化してきた。八木田は自身の結果だけでなく、練習の成果を発揮した後輩たちの走りにも喜びを感じたという。「チーム全体として、パンピングを、この夏の期間ずっと練習してきたので、みんなが高い順位で帰ってきたときは、自分の順位よりも、後輩の走りを見てうれしかった」とチームの成長を実感した。
4位入賞を果たした小山田も、個人の順位だけでなくチームを見据えて予選に臨んだ。自身の順位を安定させながら、2年生全員の予選通過を目標にサポートや海面の共有を意識。1年生ながらチームを引っ張る役割を担った。インカレに向けては「海面力をもう一度磨き直すことと、体力面をもう一度さらにパワーアップすること。さらに、スタートがまだ磨き足りないので、もっと磨いてインカレまで仕上げたい」と課題を挙げる。それでも最後には「1年生ですが、優勝します」と力強く宣言した。
レディースクラスでは、上村が7位で予選通過を果たした。昨年度の支部予選では思うような走りができず、悔しさを残した選手。4年生として迎えたラストイヤー、再び全国への切符を懸けた舞台で着実に順位をまとめ、インカレ出場を決めた。最後のシーズンに臨む上村にとって、沖縄での本戦はこれまでの経験をぶつける大舞台となる。
さらに、インカレを前に行われた全日本選手権でも明大勢が躍動した。10月3、4日に材木座で開催されたTECHNO293全日本選手権では、小山田がメンズクラスで準優勝、林がレディースクラスで優勝を果たした。中風域から微風域まで風の強弱が変化する難しいコンディションの中、男女ともに表彰台に上がる結果を残した。小山田は支部予選に続いて全国規模の大会でも上位に食い込み、インカレ優勝へ向けて弾みをつけた。林もレディースクラスを制し、女子の強さを示した。両選手ともにインカレに向けた調整を続けており、全日本選手権での結果を本戦につなげたいところだ。
支部予選では「明治全員で沖縄へ行く」という目標を掲げていた明大。惜しくも全員通過はかなわなかったが、主将の神田俊斗(法4=光)は、一人一人の思いと夏の練習での努力が結果に表れた大会だったと振り返る。迎えるインカレでは、主将自身の個人優勝を団体優勝への一歩と位置づける。「まずは自分が優勝し、『日本一のキャプテンがいるチーム』にしたいと思っている」と決意を語った。
4年生にとって残された大会は少ない。悔いを残さないよう準備を重ねるチームは、練習だけでなく大会に向けてできることを一つ一つ積み重ね、沖縄での最高の結果を目指す。八木田は「表彰台独占して先輩たちみたいに『やっぱり明治がナンバーワン』って言いたい」と意気込んだ。個人優勝、そして表彰台独占へ。夏の努力を結実させるべく、明大ボードセーリング部が沖縄の海に挑む。
[杉本菜緒]
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