1年生が健闘するも頂点遠く/東京六大学対抗競技大会

1999.01.01
1年生が健闘するも頂点遠く/東京六大学対抗競技大会
 今年で23回目を迎えた東京六大学対抗戦。4年生の引退後初めてのトラックレースということで、市山主将新体制の試金石となった。

 1㎞タイムトライアル、スクラッチ・レースでは、安定した走りを見せた1年生が上位に食い込むなど健闘を見せたが、10㎞ポイントレースでは中盤まで先頭集団をキープし着実にポイントを重ねた市山主将が何とか3位入賞を果たしたに留まり、笠原と加藤は共に不本意な結果に終わった。

 主将と1年生2人という組み合わせで出場したチーム・スプリントは3位とまずまずの成績だったが、佐々木の優勝が大いに期待されたスプリントは10月の新人戦と同じく2位に終わり、結局今大会で本学の選手は表彰台の頂点に立つことができなかった。

 総合成績では、8連覇中だった法大を2ポイント差で破って早大が14年ぶりの劇的な優勝を果たしたのに対し、本学は3年連続の3位という結果。試合後市山主将は苦い表情で「他校の伸びが大きく、明治は置いて行かれている。個々の自覚が足りない。意識改革をしなければ」と語った。

 今シーズンのトラックレースはこの試合が最後。来季に向け、春までの過ごし方が問われる結果となった。

☆選手のコメント☆
市山主将

「調子はまずまずだったが、思っていたよりレベルが高く、思ったようなレース運びができなかった。チームの面では主将として引っ張っていかなければならないと改めて感じた。ただ、課題があれば、必ず改善策もあると思うので、一つ一つやっていきたいと思う。点数をつけるならば個人としては50点、チームとしては60点。チーム競技での取りこぼしが多かったのが最大の反省点で、特に団体追い抜き(チームパーシュート)が最悪だった。(来夏の)インカレを頂点としてチームを形にしていきたい」

佐々木
「予選ではいいタイムが出ず、今までの経験で自分のペースに持ち込み勝ち進んだ感じだった。2位という結果に終わったが、次に繋がるレースができた。」

加藤
「レース前に体調を崩してしまったのが反省点。(レース中)逃げられたときにしぶとく追えなかった」

田澤
「駄目だった。完全に練習不足で、反省以前の問題。他校の選手の伸びが凄く、自分自身油断していたところがあった」

出澤
「調子は良くなかった。一年間ケガなどに悩まされて思うようにトラック競技で結果が残せなかったので、最後の試合ではいい結果を出したかった」

☆本学OB石井寛子選手がオープン参加☆

 現役選手がしのぎを削る一方で、懐かしい顔も見られた。今大会ではオープン競技が4試合設定され、六大学自転車部OBや付属高校の選手が力走を見せた。本学からは石井寛子選手(平20文卒・現スーパーKアスリートラボ)が参加し、女子競技1試合を含む5試合に出場。ポイントレースでは唯一の女子選手ながら6位という結果を叩き出すなど好成績を残した。石井は2012年のロンドン五輪に向け奮闘中の選手で、「男子と走って優勝すればオリンピックが見えてくるというひとつの指標がある。手ごたえは良かった」とコメントし、五輪への期待感を覗かせた。

石井選手のコメント
「冬にしてはいいレースができた。ポイントレースは得意だったのでいい結果が出せてよかった。現役大学生と戦って、スピードがあるな、と感じた。ロンドン五輪は自分の中での目標。絶対に出場したい」