選手インタビュー(4)~長谷部純一~
――法政との試合を終えて今現在の心境は?
「あぁ全部終わったんだなぁという感じです。第4クォーターでパントスナップのミスをしてしまったのは僕なんです。あれでモメンタムが向こうにいってしまい、決勝点のタッチダウンまで持っていかれました。負けたのは自分の責任です。後悔の念しかありません」。
――試合のプランはどのようなものを立てていたんですか?
「オフェンスは基本的にパワープレーで攻めるプランでした。4本はタッチダウンを取られると想定していたので、5本取れば勝てると。終盤はノーハドルでガンガンいこうと思ってました」。
――オフェンスで法政に通用したこと、通用しなかったことは?
「オフェンスに関しては通用しなかったことはないですね。最終戦で初めて圧倒できました。後輩たちが頑張ってくれました。とても心強かったです」。
――ラインは去年の法政戦でパワー不足を痛感し、この1年間増量に励んできていました。1年振りに法政のラインとぶつかってみていかがでしたか?
「間違いなくオフェンスもディフェンスもラインは法政を圧倒していました。もちろん増量が実を結んだというのもありますが、アメフトに対する理解力でもこちらが上回っていました。スピードも去年より上がっていました」。
――試合の途中では観客から選手の応援コールも飛びました。
「あの声援は本当に力になりました。4年間試合をしてきて、あんなコールが起こったのは初めてです。自分も初めてコールされたんですが、涙が出そうでした。あんなに盛り上げてくれたのに、負けてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです」。
――明暗を分けた、第4クォーターのグリフィンズの4thダウンギャンブルについてはいかがですか?
「喜代吉ならいけると思ってました。こう思いたくないけど、向こうのほうが気持ちが上だったってことですかね。でもディフェンスの4年生たちは『最後のプレーで喜代吉に持たせてくれて嬉しかった』ってみんな言ってました。僕もあそこは喜代吉じゃなきゃ駄目だったと思います」。
――最後は法政サイドから試合終了のカウントダウンが起こりました。どんな心境でそれを聞いていましたか?
「ただ悔しくてしかたなかったです。第4クォーターは時間を見ていなかった。それほど試合に集中していました。ギャンブル失敗後、まだ追い付ける!と思って初めて時計を見たら、もう時間がなかった。それであぁ終わってしまったんだなぁって」。
――惜しくも法政に敗れてしまったことで、クラッシュボウル進出はなりませんでした。今季のチームはどのようなチームでしたか?
「近年で一番強くて、一番まとまっていたチームです。本当にいいチームでした。でも勝ちがすべて。勝たなければ意味がないです」。
――自身のグリフィンズでの4年間を振り返っていかがでしょう?
「最初は不安でしたが、暖かい先輩、良い後輩に恵まれました。悔いはないです。他の大学でアメフトをやらなくて良かった。心の底から明治で良かったです」。
――来年のチームはどうなると思われますか?
「ディフェンスが頑張れば強いと思います。主将は……誰ですかねぇ。誰がなってもあの代ならいいチームになっていくはずです」。
――ご自身の今後に関しては?
「アメフトは続けないと思います。こんないいチームはほかにない。グリフィンズの人以外とアメフトをやる気はありません。来年1年はグリフィンズのコーチとして働きます。留年なので(笑)」。
――最後に後輩に向けてメッセージをお願いします。
「ケガだけはしないでほしい。自分たちが果たせなかった甲子園ボウル制覇を目指して頑張ってください」。
◆長谷部純一 はせべじゅんいち 政経4 埼玉栄高出 177cm・101kg
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