
スーパールーキーの活躍で見事勝利!/関東大学1部リーグ戦
本学は前半の始めから山本(紘・政経3)の積極的なゴール前への飛び出しが見られるが、最後に決めきれない。しかし前半16分、都丸(政経4)がドリブルで相手をかわして上げたクロスボールに三田(政経1)が頭で合わせゴール。天皇杯から3試合連続の得点でチームに先制点をもたらした。その後はインカレ出場圏内である4位争いに加わっている早大の必死の攻撃に何度もピンチを迎える。幾度とない中央突破に脅かされ、42分ついに同点弾を決められてしまう。そのまま前半を折り返した。
後半に入り前半終盤の勢いで早大の猛攻を受けるが、安定したディフェンスから徐々にリズムをつくっていく。早大の運動量が落ち、パスが通って明大らしいサッカーができるようになると後半33分、ドリブルで突破しようとした丸山(法2)がペナルティエリアで倒されPKを得る。それを山田(政経3)が冷静に決め、ついに勝ち越した。すると2分後、都丸の絶妙なクロスボールに途中出場の阪野(商1)がゴール隅にヘディングシュートを決め、こちらも天皇杯から2試合連続得点となるダメ押しの1点。いい形で勝利を収めることができた。
後半、勝ち越すまでに苦労した今試合。ただ、PKだけではなく流れの中で追加点を挙げられたことは次の試合にいい影響を与えるだろう。またここ数試合で確実に結果を残しているスーパールーキー三田を神川監督は「あんな1年生、今まで見たことない。強さも活動量もあるし、味方も生かせる」と絶賛。阪野も途中出場ながら常にゴールを決める姿勢を崩さず積極的にプレーしている。2人の1年生の活躍は今後のチームの更なる飛躍につながるはずだ。次節の相手は慶大。「前期の4-7の借りを返してインカレを確定的にしたい」(神川監督)とリーグ終盤戦も熱い戦いが続く。
☆試合後のコメント☆
・神川監督
「天皇杯明けに勝てて良かった。中2日であの運動量は、選手たちが素晴らしかったと思う。山形のゲームがあまりにも良かったのでメンバーをそのままで臨んだ。途中で入った選手も調子のいいチームに反応していい動きを見せてくれた。あともう少し正確ないいクロスボールが上がればと思っていたのでいいボールから点が入って良かった。点の入る時間も良かったと思う」。
・三田
「天皇杯明けに今までいい試合ができていなかったから今日は良かった。天皇杯もリーグ戦も攻守積極的にやっている。前半に相手の7番に持たれてそこから裏に抜けるボールを出されていたので、後半はまずそこをつぶしてから自分たちのチャンスになったらポゼッションをしっかりして攻めていこうという話があった。PK後はすごく楽になった。次節の慶大戦は、慶大に高校時代の友達がいっぱいいるので楽しんでやりたい。相手は攻撃力があるのでまずしっかり守って勝ちたい」。
・阪野
「天皇杯の後で疲れていてさらに天皇杯のことが大きく取り上げられていてそういう後は負けやすいけど、チームで攻守しっかりやったことで勝ちにつながった。途中出場については点をとって出ている人を少しでも楽にしたいと思ってやっている。三田に負けたくないという気持ちはある。でも自分がいいところに走ったらいいボールがくるし、チームの力で勝っていると思う」。
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