
(3)放送研究会
まず、「祭~火薬庫前から愛を込めて」という企画名にした理由を聞くと「まずは祭というタイトルは早い段階から決めていました」と幹事長の古川卓人さん(商3)。今回の企画の責任者である吉岡賢太郎さん(法3)は「そこから祭といえばドカンとやるもの。そこで会員からのアイデアで明大前駅の旧名称である火薬庫前というのがよかったのでこれにしました」と至ってシンプルでありながら、目を引くタイトルとなった経緯を説明する。
今回、放送研究会は各会員が製作した番組を発表する。その一部を紹介すると「箱根から時間内に目的地に行けるか」だったり「JR湘南新宿ラインの始発駅・逗子駅(神奈川県)からほぼ終点の小山駅(栃木県)まで走破する」といった若干むちゃなチャレンジ企画に挑戦した番組など、バラエティに富んでいる。その映像たちには常に笑いの要素が盛り込まれている。「テレビでやっている企画で、自分たちがどこまでやれるかの挑戦でした」(吉岡さん)
映像を製作する上での苦労は「サークルなので、モチベーションの維持や楽しく活動する前提でどれだけクオリティの高い形に仕上げるかというバランスの取り方が大変だった」と西岡さん。しかし「3年生はこの明大祭が最後の大きなイベントだから、お祭り騒ぎをやって終わりたい」(古川さん)と思い入れは特に強い。明大祭という、学生のみならず一般の人に見てもらう貴重な機会であるからなおさらである。明大祭当日には生中継での企画も用意されており、「高校生で来る方には『明治って面白いな、楽しそうだな』と感じてもらいたいし、卒業生やそれ以外の方には『大学生活は楽しかったな』と思わせたい」(西岡さん)と期待度は高い。「生中継だったりいろいろ企画があるけれど、たとえ失敗してもそれが笑いにつながれば面白いものだからいいと思う」(吉岡さん)と「愛のある笑い」を常に追求している。
最後にこの企画をアピールしてくださいと問うと、「企画名の通り『祭』と『火薬』というはじけっぷりに加えて、愛と笑いをお届けします。笑っていただけるのが愛です。笑って帰っていただければなと思います」と古川さん。また、西岡さんも「個々の作品を見ていただいて、感じてもらうことで初めて発信して意味があるものだと思います。とりあえず来ていただいたら、出たくなくなるというか帰させないという気合いでつくったおもしろい企画なので、最後の方に来てください。早く来てしまうと時間を忘れて日が暮れますよ」と自信満々にアピールしてくれた。
学生である今しかできないことに懸けている放送研究会。彼らが情熱をそそいで作り上げた番組を見に行こう!!

番組製作の元となる放送機材
◎放送研究会による番組発表会◎
11・2 13:00~
11・3 11:00~
会場はいずれも第一校舎314教室です。ぜひお越しください。
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