(1)チームの支柱 遠藤主将・荒川

1999.01.01
 第1回は、今年度チームをまとめる遠藤佑矢主将と、2年生ながら正GKを務める荒川裕恭(政経2)。背が高く、クールな印象の2人。しかし取材が始まると笑顔が弾け、試合中には出さない無邪気な一面を見せた。同じ学部ということもあり普段から仲が良く、会話は漫才のようだった。

肉食系と噂の遠藤主将
ゴリゴリ度 ★★★
面倒見度   ★★☆
ギター度    ★★☆

 2人の共通点は学部だけではない。遠藤主将はFWの選手だが、3年前の王座決定戦はGKとして出場した。「GKがケガして誰もいなかったから、背が高い自分が代わりに出されたんですけど。精一杯でしたね」(遠藤主将)。そんな経験もあり、「周りが見える荒川はすごい」(遠藤主将)、「GKの先輩がチームにはいないから、遠藤さんに相談している」(荒川)と認め合う。取材中も朝のシュート練習の辛さなどGKならではの苦労話に花を咲かせていた。

クールで笑顔が可愛い荒川
洗濯できる度 ★☆☆
理解度     ★★★
我慢強い度  ★★★

 お互いのことを聞いてみると「遠藤さんはうちのチームには珍しい力強いFW。主将としてはメリハリがあっていい」(荒川)とベタ褒め。一方遠藤主将は「理解力はあるかな。けどもっと声を出してほしいし、1年生をよく見てほしい」と厳しいコメントを残す。また「GKとしてもまだまだ俺の方が上手い」(遠藤主将)と強気な態度を見せると「もっと点を取ってほしいですね。そしたら信頼度100%超えちゃいます」と荒川が反撃する場面も。学年の差を感じさせない仲の良さをアピールした。

 主将と正キーパー。どちらもチームを支える立場故悩みも多い。しかし暗い表情は見せない。「GKは自分と1年生の2人だけ。上がいないのは大変だけど、その分自分で考えられるし、逆にこの環境だからこそ成長できていい」(荒川)と力強く語る。また遠藤主将は「主将にしか分からない辛さがあって。だから今までの主将には謝りたい。下級生のときとは違う感情もあって、今までとは違って負けると本当に悔しいし。勝つと人一倍うれしいんです」と口元を緩めた。

 スタメン出場が予想される2人はインカレについて「自分が納得できるプレーがしたい。シュートは入れさせません」(荒川)、「勝つ!最後だし、悔いは残さずに」(遠藤主将)とあくまで強気。3回戦で対戦が予想される立命大に対しても「力の差はない。3年前の王座決定戦で勝ってる相手だから苦手意識もないし。五分五分くらいで勝てると思う」(遠藤主将)と自信を見せる。遠藤主将体制最後の全国大会で狙うは初タイトル。遠藤主将が攻め、荒川が守る。2人の“支柱”が、チームを勝利へと導いてくれるだろう。