QB#16田中(蔵)のパス炸裂!リーグ4連勝を飾る/関東大学1部リーグ戦

 リーグ3連勝中の好調グリフィンズ。第4節では東大ウォーリアーズを迎え撃った。序盤こそ相手の万全なスカウティングを前に苦戦を強いられながらも、後半にはアジャスト。ビッグプレー連発で勝利を呼び寄せ、破竹の4連勝でリーグ戦を折り返した。

 開始わずか22秒だった。徹底したスカウティングを講じてきたウォーリアーズは「ウィークポイントを上手く突いてきた」(小林(亮)・政経4)。相手QBの独走を許し、ファーストプレーで59ヤードのタッチダウンランを決められてしまう。

 その後もファーストダウンを重ねられ、ウォーリアーズはフィールドゴール圏内までゲイン。エンドゾーンまで残り39ヤード地点から渾身のキックが放たれたが、ここはLB#8長田(商2)が体を張ってブロック。追加点を阻止した。

 直後のドライブ。第3節終了時点でQB部門のRating1位に位置するQB#16田中(蔵・政経3)のパスがこの日も冴え渡る。要所で繰り出した5投全てのパスを通し、着実にヤードを獲得。最後は今節から満を持して登場したエースRB#33喜代吉(理工4)がタッチダウンを決め、同点に追い付いた。続く攻撃でもQB#16田中(蔵)からのピッチを受け、左サイドを一気に駆け上がる29ヤードのタッチダウンラン。エース復活のランプレーでウォーリアーズを突き放した。

 「後半に入ったらディフェンスもアジャストできた」(青木・政経3)。第2クォーター終了間際に39ヤードのフィールドゴールを奪われたディフェンス陣だったが、後半に入るとウォーリアーズオフェンスをシャットアウト。LB#8長田のこの日2度目となるキックブロックやQBサックを皮切りに勢いづいた。苦手とするオープンプレーにも対応し、ダウン更新こそ許したものの最後までゴールラインは割らせなかった。

 一方のオフェンス陣は後半戦もQB#16田中(蔵)が止まらない。WR#1安田(営3)との強力ホットラインは健在で、第3クォーターにはWR#1安田への度重なるパスプレーで陣地を拡大。エンドゾーンが迫ると自らで走り、タッチダウンを決めた。途中味方の3連続ファウルにリズムを崩されながらも、最終クォーターに入ると右サイドを駆けるWR#18鈴木(法1)への48ヤードタッチダウンパスが炸裂した。最後の最後まで攻めの姿勢を貫き、残り時間4秒で繰り出したショートパスをWR#22加藤(政経3)がキャッチ。そのままウォーリアーズディフェンスを振り切り、中央突破のタッチダウンランで勝利を決定付けた。

 「パスプレーがいい」とオフェンスリーダーのOL#72長谷部(政経4)が語るように、今季のグリフィンズは安定したパス攻撃で相手を切り崩してきた。QB#16田中(蔵)のパス成功率は昨季と比較すると飛躍的に向上。今節でも序盤の先制点で調子付いたウォーリアーズを、「パスで崩すことを意識した」(田中(蔵))と、自信を深めたその確かなパスプレーを軸に試合の流れを引き戻した。ディフェンスに関しては今試合で10得点を許したものの、鉄壁の法大トマホークスを抑え未だブロック最少失点。オフシーズンから取り組んできた増量によりライン陣はたくましさを増し、前線でのヒットは相手の脅威となっている。またこの日はLB#8長田の大事な局面での堅守が光っていた。

 第4節を終え、全勝。来るトマホークスとの最終節リベンジ戦へ向け、グリフィンズの進撃は止まらない。