
攻守ともに圧倒し、リーグ2連勝!/関東大学1部リーグ戦
グリフィンズのレシーブでスタートしたこの試合。その最初のシリーズから、本学は一橋大のディフェンス陣を相手に圧倒的な力の差を見せつけた。初戦に続きこの日もスターターを務めた期待のルーキーRB高松(政経1)のランを中心にダウン更新を繰り返し、あっという間にゴールライン目前へ。しかしゴールラインまで残り8ヤードで迎えた第4ダウン、パス失敗により先制点獲得のチャンスを逃してしまう。ディフェンスを挟んだ次のシリーズではパス中心の攻撃が機能し敵陣深くまで入り込むものの、ここでもまさかのファンブルを犯し無得点。「レッドゾーンでのオフェンスのスタイルが確立できていなかった」(長谷部・政経4)。相手陣地に攻め込みながらも、なかなか先制点が奪うことができない。
そんなオフェンス陣とは対照的に、ディフェンス陣は初戦と同様に完璧な立ち上がりを見せた。最初のディフェンスシリーズでは一橋大オフェンス陣を難なくパントに追い込み、ファンブルでターンオーバーされた直後はDT青木(政経3)がQBサック。「今日のディフェンスは集まりが良かった。練習の成果も出たしQBサックは気持ち良かった」(青木)。相手に傾きかけた流れをビックプレーで即座に引き戻し、鉄壁のディフェンスでなかなか波に乗り切れないチームを鼓舞し続けた。
すると次第にオフェンス陣も本来の力を発揮し始める。第2クオーター序盤にRB小谷田(政経3)のランで待望の先制点を奪うと、7分には再びRB小谷田がQB田中(蔵・政経3)からの23ヤードのパスをキャッチしてタッチダウン。前半終了間際にはRB高松のタッチダウンレシーブで追加点を挙げ、このクオーターだけで20点を獲得。「第1クオーターで点が取れず、焦りも少しあった」(小谷田)と奮起したオフェンス陣が自慢の攻撃力を爆発させた。
20-0とした後半はメンバーを大幅に入れ替えながら試合を進めた本学。それでも流れを切らさず、QB榊原(文4)のタッチダウンラン、RBとしても出場したK加藤(政経3)の29ヤードのフィールドゴールと着実に得点を重ね、試合終了間際にはQB田中(蔵)からのパスをWR安田(営3)がキャッチしてタッチダウン。ディフェンス陣も大きなゲインを許さず、DT小林(政経4)、LBカラフチ主将(営4)、稲見(政経3)らのロスタックル、QBサックなど随所にビックプレーを見せ、一橋大オフェンスをシャットアウト。攻守にわたって相手を圧倒し続けたグリフィンズが、37-0でリーグ2勝目を飾った。
スコアを見れば“快勝”といっても過言ではない。初戦で多発した反則もこの日はわずかに2つ。「“ノーフラッグ・ノーイエロー”を合言葉に試合に臨んだ」(小谷田)。ディフェンスも「いつもよりブリッツを多用することでQBサックやロスタックルが増えた。練習の成果が出ているし、新たなレベルにいけたと思う」(小林)。格下相手とはいえ喪失ヤード56、失点0という素晴らしい結果を残し、着実にステップアップしていることを証明した。また「後半に入ってメンバーが入れ替わっても流れが変わらなかったことは、大きな収穫」(長谷部)と、チームとしての一体感も増してきている。
だがすべてがうまくいったわけではない。特に、前半で見せたレッドゾーンでのオフェンスの修正は急務だろう。「じわじわと攻めながらヤードを稼いでいくのが明治のスタイル。だから時としてオフェンスが甘くなってしまうことがある。」(榊原)。「レッドゾーンに入ってから確実にヤードを取っていけるようにならないと、法大のような強豪校を相手にしたときに苦しくなる」(小谷田)。修正しなければならない点は少なくはない。
反省点が多く残った初戦。それをきっちり克服し、チームとしての収穫と新たな課題を手にしたこの試合。一つ一つ試合を重ねるごとに、グリフィンズは強さとたくましさを増している。今月27日に行われる第3節の相手は東海大。見つけた課題をどれだけ修正できるのか、注目したい。
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