明大10位で全日本逃すも 大江・阿部が快走で存在感を示す/全日本大学駅伝予選会

2026.05.08

 明大は全日本大学駅伝予選会で総合10位に終わり、あと2分27秒届かず4年連続で本戦出場を逃した。ルーキーの大江秀弥(法1=春日部)が7着と流れをつくり、阿部宥人(政経2=西武台千葉)もチーム最速で存在感。エース格の不在の中でも収穫を得て、次戦へ期待がかかる。

◆5・4 第58回全日本大学駅伝対校選手権関東学連推薦校選考会(レモンガススタジアム平塚)
10位 明大 4時間2分22秒44

 1組目は大江と桶田悠生(政経2=八千代松陰)が出場。レースはスローペースでスタートし、序盤は大きな団子状態で進んだ。中盤、大江は先頭集団の前方、桶田はやや後方でレースを展開する。残り3周で他大学の選手がラストスパートを仕掛けると、大江が素早く反応。そのままフィニッシュまで快走し、30分33秒55で7着とチームに勢いをもたらした。桶田も粘りを見せたが、31分09秒56で28着と悔しい結果となった。

 2組目は岩佐太陽(商2=鳥栖工)と石堂壮真(政経4=世羅)が出場。序盤から集団は縦にばらけ、石堂は中盤、岩佐は後方からレースを進める。2人は徐々に同じ位置まで上げていき、石堂が30分13秒99で22着、岩佐が30分25秒62で24着となった。

 3組目は河田珠夏(文2=八千代松陰)と土田隼司(商3=城西大城西)が出場。ペースの大きな変動はなく、2人とも集団の中盤でレースを進める。中盤にペースが上がると土田が集団に食らいついたが、終盤に粘りきれず失速し、30分49秒93で37着。河田も終盤にペースを上げるも、30分34秒31で32着と悔しい結果に終わった。3組終了時点で、明大は総合12位と厳しい位置に立たされた。

 留学生ランナーも集う4組目には、阿部と成合洸琉(情コミ3=宮崎日大)が出場。序盤、阿部は集団の後方につけると終始安定した走りを見せ、ラストスパートも光り、チーム最速となる29分03秒13で16着と快走。昨年、ケガに苦しんだ阿部が各大学のエースが集う最終組で結果を残した。成合は前方集団に食らいつく積極的なレース運びを見せるも、終盤に失速。それでも粘りを見せ、29分32秒35で27着でフィニッシュした。

 明大の最終順位は昨年と同じ10位。本戦出場まであと2分27秒と、4年連続で本戦出場を逃す結果となった。エース格の大湊柊翔(情コミ4=学法石川)と綾一輝(理工4=八千代松陰)が欠場する中で、一定の成果は見られた。ルーキー大江の粘り強い走り、阿部の安定感、成合の攻めの姿勢など、次につながる要素も多い。箱根駅伝予選会まで残り約5カ月。今後の明大の巻き返しに期待がかかる。

[柏倉大輝]

※レース後のコメントは後日「紫紺維新」にて掲載いたします。