
初戦、痛い黒星/秋季関東学生1部リーグ戦
秋季リーグ戦が始まり、東農大との初戦を戦った明治。上位進出を狙う明治にとっては苦しい出だしとなった。
明治にはリーグ戦前から誤算が起こっていた。徳島(理工3)ら主力の多くをケガで欠き、さらには開幕直前に遠藤主将(政経4)が腕に全治2カ月の重傷。「サブの選手の力が伸びてきて選手層が厚くなった」(遠藤主将)というが、今までチームを引っ張ってきた遠藤主将と徳島を欠いてはさすがに苦しい戦いとなった。
明治にはリーグ戦前から誤算が起こっていた。徳島(理工3)ら主力の多くをケガで欠き、さらには開幕直前に遠藤主将(政経4)が腕に全治2カ月の重傷。「サブの選手の力が伸びてきて選手層が厚くなった」(遠藤主将)というが、今までチームを引っ張ってきた遠藤主将と徳島を欠いてはさすがに苦しい戦いとなった。
試合が始まっても「メリハリがなくて何となく試合をしてしまっていた」(小池コーチ)というように、明治は序盤から波に乗ることができない。その一方で、相手にペナルティー・コーナーを献上し続ける苦しい展開。そして前半終了間際にはそのペナルティー・コーナーから失点し、先制点を許した。この後、後半10分に同点に追い付くが、26分に再びペナルティー・コーナーから失点。このまま試合終了となり、大事な初戦を落とした。
試合後、小池コーチは「ケガ人が多かったのは仕方がないが、それでも勝たなくてはいけない試合だった。選手たちには勝ちたいという気持ちが足りない」という厳しい見解を示した。しかし、「ディフェンス陣はよくやったと思う。あれだけペナルティー・コーナーを取られながらよく2点で抑えてくれた」(小池コーチ)と収穫もあったようだ。
課題は攻撃陣。小池コーチは2列目からトップにかけての連動の立て直しを口にしている。次の試合は1カ月後と多くの時間があるため、修正が期待される。同プールには強豪・山梨学大、苦手とする学習院大がいるだけにこの黒星がどう響くか。この敗戦で目を覚まし、残る2戦では必ず勝利をものにしてほしい。
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