尾川メイジ、後期へ向け仕上がり良好/夏季合宿

1999.01.01
 夏季強化練習を終え、毎年恒例の夏季合宿へと突入した尾川メイジ。合宿6日目となったこの日は、自衛隊との合同練習が行われた。

 「みんな体ができている」(牧コーチ)。夏の始動を早めたことが功を奏し、拳士らは力強さを増していた。防具着用の実戦形式で、頑強な肉体を持つ練馬、滝ケ原自衛隊員と真っ向勝負。その迫力と気迫には目を見張るものがあった。

 これも尾川主将(政経4)を中心に充実した夏を過ごしてきた証だろう。その仕上がり、チームの雰囲気の良さに、鬼コーチとして知られる牧コーチも「褒めるしかない」と口元を弛ませた。加えて、自衛隊との練習を経て、「優勝に必要な闘争心を勉強できた」(一ノ宮監督)。進化の止まない尾川メイジ、後期の初陣は13日に控えた全日本総合選手権だ。この大会には本学の2トップである、尾川主将と後山(営4)が出場する。まだ見ぬ個人タイトルへ。社会人拳士らを相手に、この一夏の成果を存分にぶつけてほしい。