男女ともに2位、惜しくも優勝逃す/全日本学生選手権
3日間に渡って行われた全日本学生選手権最終日。個人で男女ともに2位入賞、1年生ながらも15位につけるなど健闘したが、彼らはその結果に慢心せず彼らはさらなる高みを目指している。
まずは昨年ケガによって本戦出場を断念し、涙を飲んだ佐藤。予選では1位の好成績を出し、初めての本戦に挑む。しかし、あん馬などのミスにより2位に終わる。「あん馬と最後の鉄棒でミスしたのがが悔しい。今年はケガも無く試合に挑めたのは成長したところだと思う。今回点数をつけるなら30点。大事な所でミスしたのが大減点。今後は大事な所でもプレッシャーに負けない演技をしたい」(佐藤)と試合後インタビューに答えた。
一方、7月にユニバーシアード大会に連続出場を果たした岡部(文3)。予選で2位につけ優勝をうかがうも、決勝の段違い平行棒でポイントが伸びず。優勝を逃し惜しくも2位に終わった。試合後、「ケガが響き、あまり上手く演技できなかった。今回採点するなら30点。安定した演技が出来るように頑張りたい」(岡部)と、佐藤とともに己に厳しい評価を下している。
主力組の2位入賞の中、1年の日比野が男子個人で15位に食い込む健闘を見せる。跳馬では15.000点を叩き出し、ガッツポーズを決める一面もあった。日比野は試合後「ホッとした。技ができる達成感を味わえた。全日本に出て上には上がいることを実感した。得点的にはまだまだ、練習あるのみ。」(日比野)と語った。
今季最後の大会となった全日本学生選手権。彼らは今年1年着実に結果を積み重ねてきた。そして新しい戦力の台頭。また本学が1部の舞台で戦う日が来るのが近いかもしれない。年が明けてからの彼らの活躍から目が離せないだろう。
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