
最高順位は齋藤の13位/全日本ジュニア障害大会
全国の大学、乗馬クラブから選手が参加した今大会。明大の選手たちは16~22歳が対象のヤングライダー選手権に出場した。将来の馬術界を担う次世代のエースが決まるヤングライダー選手権。さすがに全国の強豪の壁は厚く、明大の最高順位は齋藤の13位と残念な結果に終わった。
「決勝に4頭出場できたのは上出来」(齋藤)と最終日に行われた決勝までの過程はそこそこだったが、決勝では入賞者なしという悔しい事態。明大最高順位の齋藤は「馬の調子は良かった。最後は人間のミスだった」と反省。しかし、一落下しただけで、走行タイムによっては21位まで順位が落ちてしまうほどハイレベルな戦いであったため、今回の明大の結果は人馬のミスがすべての原因だったとは言い切れないだろう。
関東インカレの障害飛越競技で個人優勝した齋藤をはじめ、学生馬術界のトップ選手がそろっている大学にしては物足りない結果であった。だが、ケガで関東インカレ出場を見送った明一の戦線復帰、春に調子の良くなかった障害馬の調子が上がってきたことなど、決して悲観的な知らせばかりではない。苦戦が続くが今は忍耐のときだ。
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