桒原組に暗雲 天皇杯への道断たれる/第31回東京都トーナメント 学生系の部

2026.03.25

 東京都トーナメント学生系の部1回戦は法大との一戦に。2点ビハインドの中、90分に小泉がゴールを挙げるもあと一歩及ばず。桒原組の初陣は苦いものとなった。

 天皇杯全日本サッカー選手権(天皇杯)出場が懸かった今大会の初戦は、法大とのマッチアップに。法大は昨季、慶大との入替戦を制し、関東大学1部リーグ昇格を果たした勢いに乗るチームだ。

 序盤から法大の巧みなパスワークやセカンドボールへの対応に翻弄(ほんろう)される場面が目立ち、ボールポゼッションに苦戦を強いられる。16分には、ゴール左隅へ吸い込まれるスーパーゴールを決められ先制を許す。その後は、徐々に攻勢を立て直し始めると、前半終了間際に右サイドから好機を演出。ファーサイドを狙ったクロスに、PA(ペナルティーエリア)内で熊谷が合わせるもシュートは枠をとらえ切れず。前半を1点ビハインドで終えた。

(写真:今季より主将を務める桒原)

 後半に入ると、互いに拮抗(きっこう)した展開が続く。両者チャンスをつかみ切れない中、80分にはセカンドボールを拾った法大にサイドを切り崩され追加点を献上。後がなくなった明大は、前線へ果敢にロングボールを蹴り込み、攻勢を仕掛けていく。そして90分、試合途中からツートップ起用をされた小泉がついにゴールネットを揺らす。アディショナルタイム表示は3分と限られた中でも攻め立てると試合終了間際、スルーパスに抜け出した近野がGKとの一対一に。しかし、ニアを狙ったシュートはサイドネットと決定機を生かせず。ここで試合終了のホイッスルが鳴り響き、1ー2で惜敗を喫した。

(写真:好機を狙う小泉)

 昨季東京都トーナメント決勝で敗れた法大にまたも屈し、2年連続で天皇杯を逃す形に終わった。関東大学1部リーグ戦開幕まで残り約2週間。この期間でチームの立て直しを図りたいところだ。

[早坂春佑]