角が60キロ級で優勝 確かな成長示す/全日本学生新人選手権
全国の大学から下級生が集まり競い合う全日本学生新人選手権が今年も開幕した。角琉斗(政経1=札幌琴似工)が60キロ級で優勝、木村太一(政経1=堅田)が79キロ級で2位となり表彰台に上がるなど新体制への期待が高まる大会となった。
◆3・5 第70回全日本学生新人選手権(上尾市スポーツ総合センター)
▼60キロ級
1位 角(S105 J125 T230)
▼65キロ級
5位 吉原(S92 J123 T215)
▼79キロ級
2位 木村(S126 J135 T261)
6位 降旗(S107 J127 T234)
7位 清野(S103 J127 T230)
※S…スナッチ、J…ジャーク、T…トータル
明大として1番にプラットフォームに上がった角はスナッチの1本目を落としてしまうも「普段なら失格がよぎってしまうが、絶対取れると思って臨むことができた」とそこから2、3本目を連続で拳上する。ジャークでは3本目こそ失敗するも125キロを挙げ、スナッチ、ジャークの両方で1位となり文句なしの優勝を果たした。続く65キロ級に出場した吉原宗汰朗(政経1=須磨友ヶ丘)はスナッチでは92キロを拳上。ジャークでは「立った時に重心が崩れた」と3本目の126キロを落とし、5位という結果に終わった。「全国から強い選手が集まっていて、このままではいけないなと思った。最終的にはインカレで表彰台に乗れる選手になりたい」と課題が明確になった大会となった。

79キロ級に出場した木村太はスナッチを3本連続で成功させ全体1位となる126キロを記録する。しかし「クリーンが全然駄目だった」とジャークの2、3本目を失敗してしまい、1位とわずか1キロ差での2位という結果に終わった。「最初うまくいっても最後がよくないと勝てないと思った」と悔しさをにじませた。同じく79キロ級に出場した降旗恭吾(農1=松商学園)はスナッチの2本目で107キロを挙上。ジャークも1本目の127キロを成功させたが、残りの2本は取り切れなかった。高めに設定したというスタート重量を挙げることはできたが「ベスト記録も更新できずという感じで、あまり納得のいかない試技だった」と振り返った。昨年度は73キロ級で6位に入った清野喜幹(法2=柴田)はスナッチ1本目の98キロを成功させると、さらに103キロも挙上。ジャークは3本全て成功させ、127キロを記録した。「(スナッチは)いつもの調子よりはいい感じに持ってこられたので良かった」と全体的な完成度はまずまずとしつつ「改善点も見つかった」と次を見据えた。



[大島菜央、重見航輝]
試合後のコメント
角
――ジャークで125キロから130キロまで上げた理由を教えてください。
「60キロ級に階級が上がってからは、130キロという目標があって2週間前の全日本ジュニアという大会で128キロまで挙がりました。どんどん上に上がっていくためにはやはり今回130キロをやろうという気持ちで来たので、試合では初めて触ったので勝てなかったのですが、挑戦できただけ次につながるのかなと思います」
吉原
――今日の試技を振り返っていかがですか。
「最近調子が良くて、最初も挙げたのですが成功率が悪くて、まだやはり力不足だなという感じです」
――残り3年間でどのような選手になりたいですか。
「65キログラム級に出場して点を取れる選手になりたいので、今いる先輩を目標にして練習をもっと頑張っていきたいと思います」
木村太
――大学での1年も終わりますが、成長した点を教えてください。
「体重が20キロくらい増えたので、やはり体が1番変わったと思います」
――課題と感じた点はありましたか。
「足が課題なので、スクワットやデッドリフトなどで強化していきたいです」
降旗
――今後に向けた課題は見つかりましたか。
「今回は力は結構ついていて自信にはなっているんですけど、やはり気持ちの問題で、重い重量が取れるかなという不安の中でやっていたと思うので、気持ちをしっかりと鍛え直して挑みたいと思います」
――同期の木村太選手が今回表彰台に上がられましたが、お互い高め合っているものはありますか。
「同期で同じ階級ということもあって、やはり勝ちたいという思いがあるので、これから木村(太)選手に負けないようにしっかりと鍛え直して、勝てるようにこれから頑張っていきたいと思います」
清野
――目標とされていた記録はありましたか。
「スナッチの方は107、8キロでジャークが127から130キロ近くを狙っていました。スナッチの方は少し重かったので下げて106キロ、1キロ更新に挑戦して落としてしまったのですが、デッドの最初の引き出しの方の改善点とか見つかったので良かったと思います。ジャークの方は1キロ更新はできたんですが、狙っていた130キロにはまだ遠く及ばなかったので、これから頑張っていきたいです」
――同階級に後輩の降旗選手と木村太選手が出場されていたと思いますが、2人にはどういう気持ちがありましたか。
「後輩2人というのもあって、先輩として頑張らないとなというところもあるんですけど、結構2人が強いので、自分もいい意味で背中を押されて。今回の127キロも後輩に負けないように頑張ろうかなと思うことができたので、降旗とはいつも練習のプラットも一緒なんですけど、日々高め合いながらできているかなと思います」
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