日本一奪還ならず 悔しさ残る3位入賞/全日本学生選手権大学対抗戦
昨年度7連覇を逃し、無念の6位となった明大。日本一奪還を目指して今大会に挑んだ。出足は好調で首位の立命大に迫るも、後半で思うように順位を伸ばせず3位入賞に終わった。それでも個人成績は神田俊斗(法3=山口県立光)が5位、松永佑眞主将(商4=明大明治)が7位と輝かしい結果を残した。
◆2・21~23 全日本学生選手権大学対抗戦(和歌山セーリングセンター)
▼明大――3位
3レースを消化した初日を2位で終えた。第2レースでは神田が1位でゴール、松永、川口泰成(文3=横浜サイエンスフロンティア)も4位5位と続き、勢いをもたらした。強風が予想された二日目は、風の触れが激しくさらに雨天の予報もあったことにより1レースのみ実施。「強風は自分にとってはアドバンテージなので、もう少しやりたかった」(神田)。首位の立命大との差は縮まらず、勝負は三日目に持ち越された。
迎えたレース最終日。「自分たちのできることをしつつ3人のリザルトをまとめて京大や立命大のミスを待つ」(松永)という戦略が功を奏し、第5レースは神田が3位、松永が5位、川口が6位と好スタートを切る。しかし優勝を争う立命大も上位にまとまっており、差を縮めることはできなかった。優勝するために残りのレースで上位を狙いたい明大だったが波がうねり、風も不安定な難しいコンディションから読みが外れることも多くなった。「3人ともエンド上下で出ると決めていた」(松永)と明大はスタート位置をそとえる。しかし風に嫌われてしまい、全員がその後のレース順位を落とす。結果総合順位でも3位に甘んじることとなった。
昨年度味わった悔しさを昇華しようと臨んだ今大会。終盤での伸び悩みが影響し、奪還とはならなかった。来年度主将を務める神田は「この悔しさを絶対に無駄にせず1年後、この舞台で必ず奪還する。そして後輩に連覇をつないでもらえるようなチームを作る」(神田)とコメント。再び奪還への戦いが始まる。
[近藤未怜]
試合後コメント
松永
――団体戦への出場は初めてでしたが、心境はいかがでしたか。
「入部当初から明治が日本一だと知って、それにとにかく憧れを持っていました。この団体戦という舞台で結果を出すことが全てだと考えて、現にこうして自分の代で出場することができました。最終的にここにピークを全部持ってきてチームのために誰よりも走ろう、自分がチームを引っ張ろうという気持ちで臨みました」
――ご自身の走りを振り返っていかがですか。
「強風でのリザルトが良くなかったのでそこが少し悔やまれますが、全体を通してリザルトをまとめて走ることができたのでそれがチームの結果や個人7位という結果につながったと思います」
――4年間を振り返っていかがですか。
「自分が大学に入ってくるときはこんなスポーツをやると思っていなくて。お金がかかるスポーツなので親や色々な人に支えてもらいました。ボードセーリングを始めてからこの4年間一回も後悔したことはありません。実際こうして終わりの瞬間を迎えて、達成感というかとにかく『このスポーツをやっていてよかった』という気持ちがあります。また、そういった実力だけでなく体育会として活動したことで人を引っ張る力が身についたりたくさんの人からの話を聞くことができたりして、人としても成長できた4年間だったと思います」
――後輩にメッセージをお願いします。
「今年は3位で終わりましたが、明治は日本一を獲りにいくチームでなければならないので来年はそれを絶対達成するようにしてください。自分もこの2日間頼りにしていたし、日本一を達成できるメンバーがそろっているから。あとはもう慢心せず、努力すれば大丈夫です」
神田
――3位という結果を振り返っていかがですか。
「目標は団体優勝だったので、正直すごく悔しいです。ただ、下馬評を考えれば3位は十分戦えた結果なのかなとも思っています。でもまだ実感がなくて……言葉にできない気持ちです」
――初日が好調だった要因は何ですか。
「レース前から“今日はこういう海面だからこう行こう”と全員で共有していました。前入り期間で掴んでいた風がしっかり入ってきてくれて、セオリー通りの走りができました。チームで合わせられたことが大きかったです」
――再び日本代表に選ばれました。
「(JUBF National team選考会当日は)中風で苦手なコンディションでしたが、減量して標準を合わせて臨みました。3位という結果で、また日本代表になれたことは自信になります。総合的には良かったと思います」
――来年度に向けて意気込みをお願いします。
「これまでは4年生が引っ張ってくれました。これからは自分たち同期が中心になって、本当に強いチームを作ります。スポーツ推薦が各学年にいるのは大きな強みです。もっとミーティングの時間を大切にして、意見をぶつけ合えるチームにしたいです」
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