泉浩選手、プロ格闘家転向へ 「目標は世界一」

1999.01.01
 かねて総合格闘技への転向がうわさされていた柔道アテネ五輪90㎏級銀メダリスト泉浩選手(平17営卒)が、7月7日付けで正式に転向を表明した。次なる舞台は『戦極』だ。
 

 『戦極』は、山本“KID”徳郁選手(CRAZY BEE)、桜庭和志選手(Laughter7)らを擁する『DREAM』と双璧をなす国内2大メジャー団体の一つ。“日本vs.世界”をコンセプトに、昨年3月に旗揚げされた。このリングでは、『PRIDE』で活躍していた吉田秀彦選手(平3営卒・現吉田道場)、五味隆典選手(久我山ラスカルジム)、三崎和雄選手(GRABAKA)、ジュシュ・バーネット選手(フリー)ら超一流格闘家が激闘を繰り広げていて、先月には同じく総合格闘家への転身を表明していた北京五輪100㎏超級金メダリスト・石井慧選手(Twill33)が電撃参戦を決めたことでも注目を集めている。

 泉選手の参戦時期は未定だが、「1日でも早くデビューしたい。目標は世界一」(泉選手)。畳からリングへ。明治で培ってきた柔道をバックボーンに、総合格闘技の舞台でも大暴れしてほしい。