ユーモアな明治の張り紙 気分爽快に

1999.01.01
ユーモアな明治の張り紙 気分爽快に
 7月4日付の読売新聞の投書面に思わず笑えるような記事が載っていた。「先日、レストランで面白い張り紙を見ました。『虫のしつけが行き届かず、ご迷惑をおかけするかもしれませんがお許しください』」。そのレストランの周囲には田畑が広がり、いかにも虫がたくさんいそうだという。こういったユーモアな張り紙があるならば、腹立たしいことも一転して和やかな気分になりそうだ。

 明治大学の男子便所の小便器にもユニークな張り紙が貼られている。「もう一歩『前へ』」。明治大学ラグビー部の合言葉にもなっている「前へ」。その言葉を小便器の前に立って見れば、もう一歩前に進まざるをえない。ちょっとしたユーモアさが用を足した爽快さと同時に和やかな気分をもたらす。

 景気不況や核問題などピリピリとした雰囲気が世の中に漂っている。こんな時代だからこそ、クスッと笑えて、気分を晴れやかにするユーモアが毎日を楽しく生きるのに必要だ。