4年生ラストインタビュー⑥/村社海莉
日本学生氷上競技選手権(インカレ)準優勝という結果で幕を下ろした村社組。最後の戦いを終えた4年生に話を伺った。第6回は村社海莉(文4=埼玉栄)のインタビューをお届けする。
(このインタビューは1月16日にオンラインで行われました。)
――インカレ全体を振り返っていかがですか。
「結果が全てかなと思います」
――準優勝が決まった時はどのような心境でしたか。
「意外とボロボロ泣くのかなと思ってはいましたが、意外と冷静だったというか。やり切ったなというのは、すごく大きかったです。自分は走りきっての結果がこれだったという、それに対して素直に受け止めてという感じでした」
――主将としての1年間はいかがでしたか。
「本当に初めてだったので分からないことばかりでしたが、自分の思い描く像に対しては100パーセントなれていたと思います。その中で苦しいことも多かったですけど、最後、負けた時に思ったことと一緒で、走り切ったというのが本当に率直な意見です」
――秋リーグの3位からインカレまではどのように切り替えを行いましたか。
「チーム全体として『3冠』を目標にやってきた中、秋リーグが終わってこれまでの二つの大会で、あと一歩のところで優勝に届かなかったという気持ちがありました。それでも実力的に足りない部分はなかったと思いますし、あとは気持ちであったりメンタル面の方を切り替えて、仕上げていければ絶対に勝てる自信はありました。そういった意味では、チーム全体の方向性というよりはどちらかというと、各々にフォーカスして声かけなどを行いました」
――同期はどのような存在でしたか。
「大きいですね。自分も迷惑をかけましたけど、4年間を通して今年1年間は本当に迷惑をかけられたなっていうのが率直な意見です。でもそれが自分の動機らしいというか。それぞれの個性が強すぎるので困らせられましたし、自分も個性が強いので困らせました。そういった意味ではお互い様です。でもこの同期だったからこそ、すごく楽しい4年間でしたし、走り切って後悔なかったなと思える同期にも巡り会えたので、そこは感謝しかないです」
――副主将の2人はどのように感じていらっしゃいましたか。
「2人ともチームに声をかけるよりか、プレー面で引っ張るというのが強いタイプで、私生活やチームのことについての声かけをよくしてくれていました。人生で初めてと言えるくらい2人には厳しい声をかけたりもしましたが、自分が間違っている時にはしっかりと適切な助言もしてくれました。そういった意味ではとても2人に助けられましたし、本当に2人でよかったです」
――後輩たちへの想いをお願いします。
「全大会を通して、後輩たちに助けられる場面も多かったですし、力のある後輩たちはまだまだいます。出てない選手にもうまい選手はたくさんいる中で、やはり自分たちが何も残してあげられなかったのは大きいです。自分たち4年生の1年間の動きを参考、尊敬してくれている部分があったら、そこは1年間通してやってもらって、自分たちよりもいい成績を残してもらいたいと思います」
――同部屋の選手たちにコメントをお願いします。
「まず寺内(理雲・政経2=駒大苫小牧)ですが、1年目は本当に喋らないで暗いやつという印象はありました。今は一緒に過ごしてみてすごく明るくなって、自分から話しかけてくるようになって、距離が縮まったなと思いますし、2年目になってこんなに明るかったのかとびっくりすることも多かったです。そういった意味では本当にうれしかったですし、明大としてチームを引っ張ってくれる存在、主力として引っ張ってくれる存在でもあると思うので、来年も頑張ってほしいと思っています。柳田(将真・政経1=駒大苫小牧)に関しては出られない期間もありましたけれど、やはり持っているポテンシャルは高いと思いますし、日本代表経験などもありますから、そういった意味では来年からもっと主力としてチームに貢献できる選手になってもらいたいです」
――寮生活の思い出をひとつお願いします。
「本当に濃いので、何かって言われたら挙げられないところはあるんですけれど(笑)。やはり後輩たちと飲みに行ったりしたのがすごい楽しい思い出ですね。寮生活じゃないか(笑)」
――改めて、寮生活での思い出もお願いします。
「寮生活だと、試合前の部鍋というものをやっていて、部屋でご飯を食べるんですけど、そういった時に明日はどういうプレーしたいかや意気込みだったり、普段はあまり話さない内容を柳田や寺内と話しながら仲良く食事できたのは良い思い出です。今となってはもうないでしょうし、そういう明大ならではの伝統があったからこそ、後輩たちと色々話す機会が必然的に作られていたので、楽しかった思い出が強いです」
――鍋の種類は何でしたか。
「色々な鍋を作りましたが、部屋として『1番はこれだ』というか、大事な試合前に食べていたのはもつ鍋でした。やはり精肉店で買ってきたもつ鍋は格別にうまいですね」
――この1年間で成長したことはありますか。
「自分自身あまり人に対して話すという経験があまりない中で、主将になってからは一人一人の後輩や同期に対して、思うことがあったらまずは伝えてみることを意識してやっていました。声かけやアドバイスは自分にできることをなんでもして、その結果としてチームが良くなればいいと思っていました。この1年間はコミュニケーションを頻繁に、積極的に取ることを意識してやって、最後には後輩へ自然とアドバイスができたので、そういった意味では1年間で成長できたと思います」
――明大の17番にはなれましたか。
「17番が特別な番号かというところはありますが、周りの人からは運気が良いといったことを言われることは多々ありました。何かかっこいい背番号はないかと思って考えていたら大谷翔平が17番をつけていて、かっこいいなと思ってつけただけでした。それが今となっては自分の背番号にできたというのは、少しですけど思うところもあって。来年度からは大工原(澪央・法1=北海道清水)が17番を背負ってくれるということなので、自分よりも似合う男になってくれればいいなと思います」
――最後に4年間を振り返っていかがですか。
「本当に色々ありました。辛いことや苦しいこと、楽しいことも全部経験できました。その中でも他の人も言っているかと思いますが『明治がNo.1』、もうそれだけですね。本当に何も後悔はないです。この大学に入れて良かったな、このアイスホッケー部で良かったなと心の底から思っています」
――ありがとうございました。
[岩田英佑]
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