男女団体、共に決勝トーナメントに手が届かず/全国大学選抜大会

1999.01.01
 6月28日明治神宮で全国大学弓道選抜大会が行われた。その名の通り全国の各地区から選抜された強豪校が集まり開催される今大会。本学は東京地区代表校の女子は12校中、男子は10校中の1校として出場した。数ある有力校を相手にどれだけ上位に食い込めるか期待が懸かったが、男女団体共に予選敗退と結果は振るわなかった。

 まずは先日の全関東学生選手権でベスト8の成績を残した女子団体。今大会は喜多内(理工3)、高柳(営3)、渡辺(農4)のメンバーで挑んだ。しかし、喜多内が皆中する一方で高柳は0中と各選手の調子の差が大きく表れてしまう。結果的に決勝トーナメント進出には8中が必要だったのに対し、明治は6中と2本差で決勝トーナメント進出を逃してしまった。

 次に男子団体。予選は20射中14中で他大と並ぶ成績となり同中競射へ。5人の選手が、それぞれ1本ずつ放つ同中行射で残り2校の決勝トーナメントへの椅子を争った。その中で本学は全員が的中しなければ決勝トーナメントへの望みが断たれる窮地に追い込まれる。山本(営2)、佐々木(理工1)と順調に的中するも、内藤(理工3)が外してしまい万事休す。昨年に続き今年も予選突破はならなかった。

 次の大会は8月に行われる全日本学生選手権。再び全国規模の大会となる。今大会は残念な結果に終わってしまったが、全国レベルの射を肌で感じたはずだ。この経験を生かし次に繋げてくれるだろう。