
早大に阻まれまさかのベスト8/第28回全日本大学王座決定戦
今季、チームとしてこれまでにないまとまりを見せ、勢いを感じさせる明治。「力のあるチーム」(小池コーチ)というように、今大会では優勝への期待も大きかった。初戦、甲南大に1年生まで全員が出場しての圧勝と、優勝に向けさらに期待は高まっていた。
しかし、そう簡単にはいかなかった。2回戦、春季リーグ戦に続きまたしても早大の壁が明治の前に立ちはだかった。「立ち上がりのモチベーションが低かった」(松山・理工2)と序盤から相手の勢いに圧倒され、前半だけで4失点。実力的には差がないはずの早大に大きく突き放される結果となった。後半、巻き返しを図り必死にボールに食らい付いていく。松村(商4)のアシストから沼田(営4)が得点を挙げるも、その得点直後に早大に追加点を決められ主導権を奪うことができない。さらに後半10分、小桜(商1)が2得点目を決める。しかし、そこから流れを呼び込むことはできなかった。試合終了直前にも相手に締めの追加点を決められ、明治は敗退を喫した。
しかし、そう簡単にはいかなかった。2回戦、春季リーグ戦に続きまたしても早大の壁が明治の前に立ちはだかった。「立ち上がりのモチベーションが低かった」(松山・理工2)と序盤から相手の勢いに圧倒され、前半だけで4失点。実力的には差がないはずの早大に大きく突き放される結果となった。後半、巻き返しを図り必死にボールに食らい付いていく。松村(商4)のアシストから沼田(営4)が得点を挙げるも、その得点直後に早大に追加点を決められ主導権を奪うことができない。さらに後半10分、小桜(商1)が2得点目を決める。しかし、そこから流れを呼び込むことはできなかった。試合終了直前にも相手に締めの追加点を決められ、明治は敗退を喫した。
全体の結果だけだと明白な惨敗だが、後半だけを見れば2-2の同点だ。これまでの明治なら、前半終了の時点で選手の半数以上が勝ちを諦めていただろう。しかし、今回は「全然諦めてなかった。まだいけると思ってた」(遠藤主将・政経4)と決して選手たちが諦めることはなかった。それが、後半戦のスコアの数字に表れている。
試合後、遠藤主将は「こんなもんですねうちは。まだ」と自らを納得させるように言った。選手たちからもコーチからも「まだ勝とうという気持ちが足りない」という声が挙がった。また、今大会はケガで出場できない、あるいは麻酔を打って出場する選手もおり、チームのコンディションもあまり整っていなかった。この反省を生かして秋こそインカレ優勝を果たし、22年ぶりの大学日本一を勝ち取ってほしい。
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