佐々木翔夢がミラノ・コルティナ冬季五輪代表に内定! 男子最多3種目での出場へ/ミラノ・コルティナ冬季五輪派遣選手団発表
佐々木翔夢(政経2=小海)が来年2月にイタリアで開催されるミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪(ミラノ五輪)の代表に選出された。佐々木は男子5000メートルとマススタートレース、チームパシュートの3種目で代表入り。今季行われた国内大会やW杯でのタイムと順位を基に、イタリア行きの切符を手にした。
今季の佐々木は9月に行われた明治北海道十勝オーバル競技会第1戦、五輪非種目の男子3000メートルで3分38秒54をマークし、従来記録を4秒28も更新する日本新記録をたたき出す会心の滑りを見せる。10月に入ると、全日本距離別選手権で5000メートル初優勝、マススタートレース連覇と圧巻の成績を残し、W杯第1~4戦のメンバー入りを果たした。そしてW杯第1戦のソルトレークシティー大会、5000メートル(ディヴィジョンB)で6分8秒83を記録し、日本記録を8年ぶりに更新。W杯では5000メートル、マススタートレース、チームパシュートで安定した成績を残し続け、日本の五輪種目別出場枠の獲得に大きく貢献した。日本新記録を樹立した2レースはいずれも「レース前から本当に自信があって臨んだ」と語り、ミラノ五輪出場に向けて弾みとなった。
数々の実績を引っ提げ、迎えた12月の全日本選手権。ミラノ五輪の最終選考会も兼ねる今大会では、男子5000メートルにおいて、6分20秒66の大会新記録で優勝。しかし派遣標準記録のS標準タイム、6分15秒93には届かず「選考される順番が下の方にいてどきどきしていた」。1500メートルは9位と振るわず、昨年度同種目で優勝したマススタートレースは、W杯の結果のみで選考されるため出場を見送った。
満足いく結果とはならなかった全日本選手権。それでも、閉幕後に行われたミラノ五輪派遣選手団発表で佐々木は5000メートルとマススタートレース、チームパシュートの3種目で代表の座を勝ち取った。「ずっと夢見てきた舞台で戦えることをとてもうれしく思う。攻める気持ちを忘れずに、金メダルを目指して頑張りたい」。現役の明大生が出場するのは実に24年ぶりの快挙だ。
佐々木が選出された3種目はいずれも1枠しかない狭き門。3人一組で隊列をつくって滑るチームパシュートは「先頭なので2人のためにも失敗できない種目。1人の時以上に危機感、責任感をもって、2人のためにより良い順位に連れていけるように先頭をやっていきたい」と、空気抵抗により体力消耗が激しい先頭に立つ覚悟を示した。5000メートルは「世界との差はまだ大きい。チャレンジしていく気持ちで、後半の失速をなくせるように」と挑戦と課題を明確にした。そしてマススタートレースは「展開次第ではメダルも全然狙える。今シーズンあまり良いレースはできていないが、五輪で一発逆転、メダルを目指して頑張りたい」と表彰台を視野に捉えた。
「出るからには金メダルを目指してやっていきたいなというふうには思うので、明大生の皆さんは応援していただけたらうれしい」。ミラノ五輪期間中に20歳の誕生日を迎える派遣選手団最年少の佐々木。数多くある世界の経験と実績とともに、大舞台へ挑む。
[北原慶也]
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