グループステージ3連勝で準々決勝へ/全日本学生選手権
ここまで無失点で勝利してきた明大。勝てば首位での突破が決まる最終節は東洋大との一戦に。前半セットプレーから失点を許すも真鍋が2得点で逆転勝利を飾った。

同じ関東大学1部リーグを戦った東洋大とグループステージ突破をかけて、対戦。今リーグ戦では1分1敗と苦戦を強いられた相手だ。10分、CK(コーナーキック)の混戦から詰められ今大会初失点を許す。明大は小泉のロングスローから得点をうかがうもチャンスをつくることができない。「立ち上がり明治のサッカーができなくて、先制点を取られて相手に押し込まれる時間が長くなった」(真鍋)と厳しい展開で前半を終えた。

(写真:2ゴールの活躍を見せた真鍋)
後半からは前線に前澤を投入し、攻撃の時間を増やす。徐々に明大のサッカーを展開しつつあった72分。前線に残っていた小泉の競り合いから真鍋がキーパーの意表をつくミドルシュートを決め同点に追いつく。得点直後にはピンチを迎えるも藤井のセーブで流れを渡さない。さらに勢いづいた明大はアディショナルタイムにCKを獲得。三品のボールに八巻が折り返すと再び真鍋が押し込み逆転。このゴールが決勝点となり明大は1位通過を決めた。真鍋は今大会すでに5得点と結果を残している。「自分が点を取って勝たせるという思いが一番得点を決めることにつながっている」(真鍋)と、4年生として明治のサッカーを体現した。

(写真:得点後の応援団)
次戦からはトーナメントとなるため厳しい戦いが予想される。準々決勝の相手は関西大学1部リーグ戦で優勝を果たした関西学大。総力戦で勝利をつかむ。
[竹本琉生]
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