表彰台独占!インカレへ向けて弾みつく/東日本大学選手権

1999.01.01
 6月6日から7日にかけて、第31回東日本大学選手権競漕大会が戸田ボートコースで行われた。インカレまでの残り少ない貴重な大会であった今大会。「今回の大会は早大、日大が出場していないので、勝って当たり前」(伊藤主将・理工4)とのことだが、男子は4種目、女子も1種目で優勝するなど、負けられない状況で力を発揮した。
 昨シーズンからなかなか結果が出ていなかった男子。しかし、出場全種目で明大クルーが決勝へ駒を進め、決勝は明大クルー内で優勝争いを展開。インカレに向けて部員同士で切磋琢磨し合えたレースとなった。女子ダブルスカルでは惜しくも2位となったが、シングルスカルで表彰台を独占するなど意地を見せた。

 強豪校不在のため去年は参加しなかったこの関東大会。しかし、「インカレへ向けて課題が見つかった」(城・商2)、「(インカレに向けて)いい弾みになった」(駒・商3)と、インカレを意識し、良い緊張感を持って試合に臨めた。「インカレまであと2カ月の短い期間の中、試合があって良かった」(藤原(尚)・法4)というコメントの通り、部員にとって良い影響を与えるのは間違いないだろう。この調子で8月20日から行われるインカレで“紫薫”旋風吹き荒らしてほしい。

試合後のコメント

男子ダブルスカル
小口(政経2)

「一緒に練習した時間は短かったが力を発揮できた。インカレへ向けてこれからの課題が見つかった」。

 
「今大会はインカレまでの通過点。結果ではなく、内容が大事。内容はまだまだだった」。

男子舵手なしフォア
伊藤主将

「結果も大事だが、優勝争いを部内でできたのがよかった。インカレに向けて部全体にいい刺激になった」。


「ワンストロークに足を大きく使うことを意識し練習してきた。それがレース終盤に生きた。今回の大会はインカレに向けていい弾みになった」。