圧巻の4発! 九産大との初戦を制す/全日本大学選手権大会
決勝ラウンド1節目は九産大との一戦。前半は攻め手に欠き、スコアレスドローとなる。後半に入ると藤森の得点をきっかけに小泉と坂上、真鍋と続き4発大勝。初戦を制し、貴重な勝ち点3を手にした。

トーナメントへ進めるのは1グループ2チームのみ。明大はグループDに振り分けられ、夏の王者・東洋大と九産大、東海学園大と2枠を争うこととなった。今節は九州大学1部リーグ2位の九産大との一戦に臨んだ。前半からボールをキープし、サイドを起点に得点の機会をうかがう時間が長く続く。「チームとして固さがあって、前への積極的な動きが減ってしまったり単純なミスが多かった」(小泉)とチャンスを幾度もつくったが決定力に欠いた。そのまま前半は終わり、スコアレスで試合を折り返した。

前半から一転、後半はゴールラッシュとなった。48分、味方のスルーパスに抜け出した真鍋が左サイドからグラウンダーのクロスを供給。そこに藤森がダイレクトで合わせて先制。続く50分にも右CK(コーナーキック)に小泉が合わせ、追加点を挙げた。小泉はこのゴールを「チャンスでしっかり自分が決めないといけないなと思っていたので、いいクロスにしっかり合わせられた」と振り返る。この勢いのまま、69分には坂上、終了間際には真鍋が2戦連発となるゴールを挙げ勝負あり。4-0と圧巻の試合運びで1勝目をつかんだ。

これで2戦連続の複数得点とクリーンシートを達成。「無失点はこの1年で一番こだわってきた部分なので、0でいけて良かった」(小泉)。関東大学1部リーグ戦では苦しんでいた得点力が火を噴き始めた。この勢いのまま次戦も勝ち星を積みたいところだ。
[早坂春佑]
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