札幌大に快勝 グループステージ進出を決める/全日本大学選手権大会
全日本大学選手権大会(インカレ)初戦は札幌大との対戦となった。5分に先制するとその後も立て続けに攻撃を仕掛けて見事勝利。グループステージへ駒を進めた。

今季最後のタイトル獲得を懸けた戦いが始まった。初戦の相手は北海道学生リーグ無敗優勝を果たした札幌大。5分にスローインからボールを受けた久保原が中央にパスをつなぎそこへ待ち構えていた真鍋がシュートを放ち先制。「まさに練習してきた形だった」(真鍋)。33分には内山が蹴ったCK (コーナーキック)のボールに小澤が頭で合わせ、チームに追加点をもたらし前半を終える。

(写真:2得点の活躍を見せた真鍋)
明大は後半からノレファ山口FC内定の藤森を投入し、さらに勢いに乗りたいところだったが思うようにボールがつながらず、守備の時間が続いた。「相手にペース握られてピンチになってもおかしくないシーンを作ってしまったので、そこは次に向けての反省」(藤井)。その中79分に右サイドからカットインした真鍋が左足を振り抜きゴラッソ。このプレーについて池上寿之監督は「個人のスキルを生かした素晴らしいシュートだった」と称えた。このゴールで流れを引き戻した明大はその後、相手の反撃を許さず、3-0で試合を終えた。

(写真:レノファ山口FCに内定した藤森)
「自分たち4年生が中心となって日本一の景色を後輩たちに見せられるように頑張りたい」(真鍋)と次の九産大戦に向けて意気込んだ。まずはグループステージ首位突破に向けて明大の戦いは続く。
[近藤陽紀]
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