全カレ2回戦 九共大をストレートで撃破/全日本大学選手権
全日本大学選手権2日目は九共大と対戦した。第1・2セットを連取するも、第3セットは一時リードを許す展開に。しかし、途中出場の選手たちが活躍しストレートで勝利を収めた。
◆12・2〜7 全日本大学選手権(大田区総合体育館他)
▼12・3 対九共大戦(大田区総合体育館)
◯明大3{25-12、25-13、25-18}0九共大
<スターティングメンバー>(ローテーション順)
S近藤蘭丸主将(文4=東福岡)、OH荒井貴穂(法2=駿台学園)、MB渡邉健(政経3=日本航空)、OP黒澤孝太(政経4=明大中野)、OH佐々木駿(商4=土浦日大)、MB成村航希(政経2=東海大相模)、Li磯脇侑真(政経3=東福岡)
第2セット
佐々木駿⇄前嶋悠仁(法4=日本航空)
黒澤孝太⇄三宅雄大(文2=駿台学園)
荒井貴穂⇄近藤大翔(政経1=日本学園)
第3セット
渡邉健⇄山田美雄(文4=東福岡)
初戦を快勝し、迎えた2回戦。開始直後に荒井のサービスエースや黒澤と渡邉の2枚ブロックなどで4連続得点を決め、試合の主導権を握る。序盤の好プレーで勢いに乗った明大は25―12の大差で第1セットを奪った。
続く第2セットも6連続得点で相手を突き放した。その後は途中出場の前嶋が攻守で躍動。「Bチームのキャプテンとして1年間やってきたことが出せたと思う」と三宅や近藤大ら第2セットから投入された選手と共にチームをけん引した。
勝負の第3セットは序盤こそ3―5とリードを許したものの「誰が出てもいいメンバーがいる。明治のバレーをしっかり展開してくれた」(近藤蘭)と山田、近藤大のサービスエースや三宅の強烈なスパイクで逆転に成功。粘り強いレシーブが光り、追い上げる九共大を振り切った。
明日は関東大学1部リーグ所属の東海大をフルセットで破った関東2部リーグの中央学大と対戦する。6月の東日本大学選手権2回戦ではセットカウント3―1で勝利を果たしたが「一度勝っている相手なのでしっかりと勝ち切りたい」(近藤大)と気を引き締める。絶対に負けられないトーナメント戦。明日以降は関東にひしめく強豪との戦いが続くが、秋のリベンジを果たすべく日本一に向けて懸命に走り続ける。
[七海千紗]
試合後のコメント
近藤蘭
――3回戦の意気込みをお願いします。
「僕の中では一番大事な試合だと思っています。3回戦の結果がとても重要になってくると思うのでチーム全員で戦っていきたいです」
前嶋
――今大会で注目してほしい選手はいますか。
「僕です。(理由を教えてください。)僕が一番目立っていると思うからです」
近藤大
――4年生の印象を教えてください。
「みんな優しい先輩で4年生に支えられている部分が多くあるのでサポートを行っていきたいです」
――ケガ明けですが、コンディションはいかがですか。
「少し前は足首に違和感がありましたが、今は問題ないです」
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