大会直前インタビュー 2年生編/第70回全日本学生選手権

2025.12.03

 12月7日、大学王者を決める全日本学生選手権(府立)が開催される。明大は今季の団体戦では負けなしの快進撃を続け、2年連続グランドスラム達成という快挙が日前に迫る。先日行われた全日本学生個人選手権で浮き彫りになった課題の修正を経てチームの完成度は高まった。今年度の集大成となる大一番で、昨年度王者の意地を見せる。

 今回は2年生の土屋泰生(文2=関西福祉科学大)、山田太粋(法2=岩槻)、児玉虎乃輔(政経2=東京学芸大付国際中等教育)のインタビューをお届けします。

——今年度をここまで振り返っていかがですか。
土屋泰:「(昨年より)負けとか引き分けが一気に増えて、ちょっと踏ん張りどころみたいなシーズンです」

山田太:「去年は各々の力で勝ち上がってきたシーズンだと思っていて、今年は最終的にキャプテンが決めてくれたりだとか、チームで勝つって→という部分が多かった印象です」

児玉虎:「グランドスラムを2年連続目指している中で、去年よりはメンバーがもしかしたら強くないかもしれないですけど、ここまで勝ててきたのがさすがだなと思います」

——2年生になって心境に変化はありましたか。
土屋泰:「去年からめちゃくちゃ頼られていて試合を決めてきたみたいなところがあるので、2年生になったから変わったということはないです。4年間ずっとこの感じなんだろうなと思います」

山田太:「後輩ができたということもあって、去年以上に勝ち方とかはちょっと意識したいなって、後輩に背中で見せるではないですけど思っています」

児玉虎:「あまり変わらないですね」

——チームの雰囲気はいかがですか。
土屋泰:「正直もう少し人数欲しいなというのはあって、人数も少ない中、雰囲気をつくり上げれる限度もあると思うのですがあと2週間ぐらいで上がっていくのではないかなと思います」

山田太:「練習試合で立大に負けたことを機にではないですけど、どんどんみんなの士気も上がっていくのではないかなと思っています」

児玉虎:「これから緊張感を持ちながらやっていけたらなと思います」

——今のコンディションはいかがですか。
土屋泰:「いつもと一緒ぐらいな感じで、全然準備はできています」

山田太:「ぼちぼちです。誰にも負けないかな感じです」

児玉虎:「まだまだ成長中です」

——キーマンを挙げてください。
土屋泰:「山田健斗くん(文4=桜丘)じゃないですかね。結構勝ちと負けがはっきりしていてそこでどれだけ勝ちを手繰り寄せてくれるかですね。派手な拳法をしているので、勝てばチームが勢いに乗るし、負ければ流れが悪くなるみたいな、いろんなところを握っているキーマンかなと思います」

山田太:「大谷(流生・法3=大商大堺)さんかなって→と思っています。去年までは勝ちがあまりなかったと思うので、ここで一つ皮むけて、来年に向けてって思います」

児玉虎:「(長倉)直弥(営4=明大中野)さんです。一般生なんですけど、次負けたら負けが決まる時に勝ってきているので、そういう時に踏ん張ってくれたらなと思います」

——警戒している大学はどこですか。
土屋泰:「関西大学が多分一番ライバルだと思うんですけど、ヤマ場になるのは2回戦の龍谷大学かなと思っています」

山田太:「ほとんど同じで決勝は関西大学だと思うのでその前の龍国大学でどれだけいい勝ち方をできるかかなと思っています」

——府立に向けての意気込みお願いします。
土屋泰:「何試合出るかわからないですけど、自分もちゃんと絶対決勝に出て、いい勝ち方で、チームの士気を上げて安心できるような試合をしたいなって思っています」

山田太:「一つ一つの試合を落とすことなく。盤石に勝っていけたらなと思います」

児玉虎・:「年内最後の大会なので、いい年を迎えられるような大会にしたいです」

——ありがとうございました。

[聞き手:竹本琉生]