男女ともに無冠、気持ちを入れ替え全日本へ/全日本軽量級選手権

1999.01.01
 5月22から24日の3日間にかけて行われた全日本軽量級選手権。なかなか結果が出ない本学。男子シングルスカルで伊藤主将(理工4)が決勝に進むも、4位に終わる。次大会へ向けて多くの課題を残す結果となった。

 まず、活躍が期待されていた女子種目。ダブルスカルは順位決定戦3位、シングルスカルはA、Bともに力を出し切れず決勝には進めず、残念な結果に終わってしまう。一方男子はダブルスカルが順位決定戦2位、舵手なしペアは順位決定戦3位となる。シングルスカルBは順位決定戦で4位となった。最も上位入賞が期待される伊藤主将のシングルスカルA。予選を1位通過し準決勝では日大の強豪相手に競り合い1位で見事決勝へ進む。しかし準決勝での疲労もあってか決勝では一歩及ばず4位入賞となり、健闘及ばず表彰台には上れなかった。「準決勝はすべて出し切れた。決勝では竹田さん(ダイキ)についてこうと思ったが、体に力が入らなかった。決勝に向けての調整が甘かったと思うので、次の大会ではそういうことがないようもっと練習したい」(伊藤主将)と、今大会を振り返った。
 
 8月の全日本大学選手権がもうそこまで来ている。今回多くの課題を残した本大会だが、気持ちを入れ替えどれだけ調整できるかがカギとなる。ぜひ次大会に期待したい。