
接戦をものにできず6位/東日本学生リーグ戦
リーグ戦初日、初戦の拓大との試合は、終始相手ペースで進んだ。主将の渡邊(文・農4)が「年下には負けたくなかった」と一矢報いたがチームは1―6で大敗、黒星スタートとなった。その後も強豪相手に流れをつかめず、国士大に2―5、山梨学大に1―6でそれぞれ敗れ3連敗。厳しい初日となった。
2日目、専大戦は3―4と惜しくも敗北。次の青学大戦は最も印象的な試合となった。55kg級澤崎(農4)、60kg級加藤(郷・営2)、66kg級相澤(農2)と3連敗してからの快進撃。74kg級加藤(大・営3)が相手に1ポイントも与えず勝利すると、84kg級徳山(理工2)が5―0、5―3と快勝。続く96kg級佐藤(農3)の相手は、強豪の尾曲。2セットともクリンチまで持ち込み、審判が引いたのは明治の赤。そのチャンスをしっかりとつかみ勝利を挙げた。そして勝敗は120kg級の渡邊主将に託された。1セット目、両者全く譲らずクリンチに。審判が引いたのは青。渡邊主将は不利になったが、30秒守りきり、このセットを勝ち取った。だが2セットめを取られ勝負の行方は第3ピリオドへ。緊張がいっそう高まる中、渡邊主将は3ポイントを奪い勝利、リーグ戦初白星を挙げた。その後の東農大にも、6―1で快勝し2日目を終えた。
最終日の相手は中大。前日の勢いそのままに勝利で終わりたいところだったが、一人一人が接戦をものにできず1―6と敗北を喫した。
今大会、結果は6位と振るわなかったが、「昨年よりチームまとまって勝負できている。青学大戦は本当にチームが一体になったいい形だった」(渡邊主将)と大きな収穫もあった。今後、個人個人の攻めきれない甘さを吹き飛ばすことができれば古豪復活ももうすぐだ。
試合後のコメント
渡邊主将
「良い点も悪い点も収穫あった。今回の青学大との試合ほどチームのために勝ちたいと思ったことはなかった」。
澤崎
「残念です。もっともっと頑張ります!!」
加藤(大)
「今回接戦ばかりで、それをものにできなかったのは悔しい。優位になってから守りに入って負けてしまうパターンが多かったから攻めきれるようにしたい」。
塩崎(農3)
「加藤(大)と同じ74kg級であまり出る機会なかった。加藤(大)が活躍してくれたから気が楽だった。青学大戦は終わったかと思ったけど勝つことができて本当によかった」。
加藤(郷)
「勝てそうなところで勝てなかった。来年はもっと責任持って頑張りたい!!」
徳山
「力は出したけど勝てなかった。自分の力の無さを痛感しました。来月の新人戦は優勝狙います!応援よろしくお願いします!!」
高田(営1)
「団体戦で緊張した。まだまだ3・4年生には敵わなかった。新人戦は2年生と当たっても簡単に負けないように、1つでも多く勝ちたい」。
吉川(商1)
「攻めきれなかった。でも緊張はしなかったし、びっちり練習すれば勝てると思うので頑張ります。新人戦はとにかく勝つ攻めをしたい」。
渡邊(駿・政経1)
「まだまだ力が足りない。これから一心不乱に頑張ります」。
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