800mでベスト連発!粟津・石丸は決勝へ/関東学生対校選手権

1999.01.01
 関東インカレも3日目を迎え、800m予選が行われた。明大からは粟津、石丸、梶田の3人が出場。

 本学のトップバッターを切った粟津は、スタートするや否や先頭に躍り出る。そのままゴールするかと思われたが、レース終盤でギタウ・ダニエル(日大)にかわされてしまった。しかし、ダニエルに食らいつく快走を見せ2位でゴールした。続いて石丸。石丸もスタートから飛ばし好位置をキープ。粘り強い走りを見せ粟津と同じく2位を決めた。そして本学最後の出場となったのは期待のルーキー梶田。スタートでは遅れをとったものの、徐々にペースを上げ3位でゴール。最後の追い上げは圧巻だった。

 この結果、3人とも自己ベストをたたき出し、粟津、石丸は24日に行われる決勝へ。決勝戦では23日とは比べ物にならないハイレベルな争いが期待される。明大の短距離陣が23日の勢いを止めぬまま、どこまで駆け抜けるのか注目だ。

―選手コメント―

粟津 
「同じ組にダニエル選手がいたので負けないようについていこうと意気込んでいた。残り200mでダニエル選手に追い付かれ、100mでは離されないように付いていくのに必死だった。ダニエル選手に付いていけばタイムも出ると思っていたし、その準備もできていた。今日は思い通りにレースができたと思う。明日はメンバーがかなり豪華だが、自分はまだ2年なのでそれを体験することが重要だと思っている。とにかくレースを楽しみたい」

石丸
「組に強い人がいたので、自分が出ていこうと思った。かなり良いペースで、しかもかなり余裕もあり気持ちよく走れた。最初の組で粟津が快走したので負けられないと思った。短距離でポイントが稼げないと思われるのは絶対に嫌だった。明日は楽しんで走りたいと思う」

梶田
「走りとしては余裕があった。最後の200mで押されてしまい、もっと前に出て行けば良かった。でも、大学生初の関カレという大きな舞台で自己ベストが出せたので満足している」

☆今後の予定☆

◆5・16~17、23~24 第88回関東学生陸上競技対校選手権大会(国立競技場)
[4日目]
▼ハーフマラソン(9:03~)
▼男子800m決勝(12:35~)
▼男子5000m決勝(13:40~)