池田、念願のランク入り/関東学生選手権
鳴り物入りで明治に入学し、すぐさまリーグ戦出場を果たした池田(法3)。新人戦ではダブルス優勝、シングルス3位と今後が大いに期待された。しかし、その後の大会では思うような結果が残せず「いつも練習をやり込んできたのに何で勝てないか自分でも分からなかった」。どの大会でも上位進出できる力は持っていただけに、不甲斐ない自分にただただ悔しさと怒りが募るばかりだった。
そして迎えた今大会。「目標は優勝。今まで一番練習をやり込んだ。これで負けたら卓球を辞めようかとも思っていた」と自身の卓球人生を懸けて大会に臨んだ。
ベスト32まで難なく勝ち上がり、鬼門のランク決定戦がやってきた。「2年連続ベスト32で負けていたので、とにかく一生懸命やるだけだった」と普段通りの力を見せつけ、念願のランク入りを果たす。続く第1シード足立(早大)との試合もランク入りの勢いそのままに、フルセットの末、勝利。「とにかく勝ててうれしかった。最後は本当に気力と気力のぶつかり合いだった。ライバル早大のエースに勝てて秋に向けていい勝ちだった」。試合後、池田の笑顔が弾け飛んだ。
明日はシングルス、ダブルスともに準々決勝以降が行われる。「シングルス、ダブルスともに優勝したい」。明日も更なる高みを目指してラケットを振り抜く。
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