女子団体で優勝も、他種目で優勝逃す/第20回東京六大学選手権
一方、組手の部・女子団体では松谷(法4)、浅井、久保田の3人が出場。予選に勝利し早大との決勝に進むと、1勝1敗1分となり得点差でも同点だったため代表戦が行われることになる。本学から選ばれた松谷は、「『自分でとってこい』と監督に言われ気合が入った」というように素晴らしい集中力と気迫で相手選手を圧倒。6対1で勝利を収め、今大会、本学唯一の優勝をもたらした。
組手の部・男子個人ではルーキーの清水が健闘。決勝戦では上段げりを決められ苦しい状況になってから、味方の「落ち着け」という応援もありじわじわと追い上げて同点とし、引き分けとなる。しかしその後の1分間先取りの延長で惜しくも敗れ、悔しい準優勝となった。女子個人では久保田が昨年に続き決勝戦に進むも、一歩及ばず準優勝。男女共に優勝を逃す結果となった。
今大会も例年と同じように優勝が当たり前と思われる中で優勝を逃したことは悔しさも残るが、ルーキーの活躍も見られ、まだまだ伸びしろは充分にあると感じられた。他大のレベルも上がってきている状況で本来の力を発揮し、また明大空手部の強さが見られることを期待したい。
~選手のコメント~
・松谷
「男女ともに良くなかったし勝って当たり前だった。疲れていても積極的に声を出して審判を味方につけられるようにした。監督のアドバイスはとても力になった」。
・佐藤
「中段をさされて上半身が浮いてしまったけど少しずつ動けるようになった。調子が良いので今年、来年が勝負だと思っている。団体戦でも戦うのは個人なので1戦1戦丁寧にやっていきたい。下半身の対応が悪かったことと始めに1点取られると焦ってしまったことが課題」。
・清水
「腑に落ちない結果だった。決勝で最後は気持ちが焦ってしまった。団体戦では点を稼ぐことを意識したが、全体的には元気がなく締まりも無かった。ここからまた気を取り戻してやりたい」。
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