常陸宮杯事後インタビュー/常陸宮杯第4回全日本大学ゴルフ選手権

2025.11.19

 10月28~31日に片山津ゴルフ倶楽部西コースにて常陸宮杯第4回全日本大学ゴルフ選手権が行われた。各大学5人が出場し上位4人のスコアを採用、合計で順位を決定する今大会。明大男子は奮戦するも5位に終わり、昨年度の結果を超えることができなかった。本記事では神田悠貴選手(商3=浜松日体)と吉沢己咲選手のインタビューをお送りする。(この取材は11月11日と16日に行われたものです。)

――大会全体振り返っていかがでしたか。

神田「5位という結果で昨年度は4位だったのと自分としては3位以内を目標としていたので悔しいなというのが一番の思いです」

吉沢「自分的には調子があまり良くなくて、もう少しチームに貢献したかったです」

――今大会において個人として掲げていた目標を教えてください。

神田「8日間トータルアンダーであがりたいという気持ちはありましたが、初日に78打を打ってしまったので、そこからは切り替えていこうという感じでやりました」

吉沢「個人としては1位の結果を目指していて、結局何位になったのかは分かりませんが、もう少しいいスコアで終わりたかったです」

――大会に向けての練習で意識していたことを教えてください。

神田「練習からしっかりターゲットを決めて狙い打ちするということを意識していました」

吉沢「ゴルフ場が海に近く、風が吹く場所だったので、風に強い球を打つということを意識して練習していました」

――今大会でのご自身、またはチームのベストプレーを教えてください。

神田「自分の中で一番良かったショットは3日目の9番ホールです。非常に難しいと言われていたホールの一つなのですが、セカンドも狭い、グリーンも小さく距離もあるという中でしっかりバーディーを取れたのが良かったです」

吉沢「あまり他のメンバーのプレーを見ることがないですが、最終ホールでスコアを落とさなかったのが良かったなと思います。自分としては3日目のあがりの3ホールで三連続バーディーであがれたことは良かったです」

――後輩たちについていかがですか。

神田「1年生の中原拓飛(政経1=明大八王子)が4日間安定してプレーしてくれていたので良かったなと思います」

吉沢「スポーツ推薦枠が少なくて、なかなか実力のある1年生にたくさん入部してもらうということが難しいのですが、付属から上手い選手が入ってきてくれて頼もしいなと思います」

 ――今大会の収穫と課題を教えてください。

神田「初日78打で非常にもったいないゴルフをしてしまったなというのが課題です」

吉沢「成長はあまり見えてないですが、課題はまずティーショットと最終日の終盤でスコアを落としてしまったことです」

――今年度はAブロックに昇格することができませんでしたが、その点についてはいかがですか。

神田「本当に悔しかったです。原因としては入替戦の時にダブルスが一つも勝てなくて、非常に流れが悪くなったのがあると思います」

吉沢「入替戦で勝てなかったのは悔しいですが、来年の春にBリーグで勝てる実力はあると思うので、次でしっかり上がりたいなと思います」

――今年度からチームの練習方法に変化があったと思いますが、一年間振り返っていかがですか。

神田「先輩方が部活を改革していった1年で、チームの団結力は少しずつ上がってきたと思います先輩方がつくってくださったチームの雰囲気をよりよくしていきたいです」

吉沢「部活としてのトレーニングを増やしたので、チーム力という面で向上していくのではないかなと思います」

――来年度から最上級生となりますが、いかがですか。

神田「チーム全体をまとめるためにみんなの意見を反映してより良い部活にしていきたいです。今は団体、個人ともに目標を明確にすることでより上手くなる練習環境を整えています」

吉沢「難しいですね。まだあんまり実感は湧いていないという感じですね」

――今後の目標をお願いします。

神田「チームとしては春のリーグで優勝し、入替戦で勝ってAリーグ昇格を目標に活動しています。個人としては、プロになるためのテストやプロの試合に出るための予選をしっかり通過していくというのが来年度の目標です」

吉沢「来年度はプロに向けての試合とかがあるので、それに向けて練習を頑張っていきたいです」

――ありがとうございました。 

[藤原茉央、岩本文乃]