国士大に惨敗、48年ぶりの快挙逃す/関東学生春季1部リーグ戦

1999.01.01
 春季リーグ戦最終日となる15日、明大は目標であるリーグ4位以上を目指して国士大と対戦した。4位となれば48年ぶりの快挙であったが、明大は前半をリードして折り返すも、後半自らのミスで相手に大量得点を許し大敗を喫した。

 明大は前半開始早々、窪田(商4)と伊東(法3)の2連続得点をあげる。しかし好調な出だしの本学であったが、序盤から敵陣でのパスミスが目立つ。そのミスを国士大に突かれ速攻からの得点を許してしまう。中盤にはキーパー糸(祐・文4)のファインセーブが光り相手に得点を許さないが、攻撃陣も思うように得点できず試合は接戦に。なんとか明大は2点差をつけ前半を終了した。

 だが後半に入るとペースは一気に国士大へ。明大は先制こそするも相手に5連続得点を決められてしまうなど、試合は一方的な展開となる。「やることなすこと後半は全部だめだった」(松本監督)というように、キャッチミスや厳しい体勢からの無理やりなシュートなどが目立った明大。一度失った流れを取り戻そうとするも逆に国士大に計3度もの4連続得点を許すなど、ディフェンスが崩壊し大敗した。

 明大は目標であったリーグ4位を目前にしながら、最終的には6位という結果に終わってしまった。48年ぶりの快挙を逃したこの悔しさを忘れず、本学の確実なレベルアップを期待したい。

試合後のコメント
松本監督

「チャンスを自分たちでつぶしてしまった。これも経験。大事な場面でシュートミス、パスミス、キャッチミスをしてしまっている。今日はだめだったがディフェンスの出来上がりは近いのでこの先レベルを上げる練習をやっていきます」。