早大に大量4得点で2連勝/関東大学1部リーグ戦
前半の序盤、早大のプレスも厳しくなかなか押し上げられない時間帯が続く。DF陣は落ち着いた守りをしていたが、一瞬のスキをつかれて早大にシュートを打たれる。そこはGK高木(文2)が好セーブを見せる。終盤は早大に攻め込まれ、PKになりかける危ないシーンもあったが、44分の宮阪(文2)のゴールで先制し、良い流れで試合を折り返すことができた。
後半は前半より本学のペースが続いた。4分にコーナーキックから早大に1点を返されるが、その直後交代で入った笛田(商1)と木村(丈・商1)のフレッシュな力が加わると間もなく、ゴール前の混戦を制した鈴木(涼・政経2)のシュートがゴールネットを揺らす。さらに15分には宮阪のフリーキックが相手選手に当たりゴール。ラッキーな1点を獲得。32分にも久保(法3)が後ろからゴール前にふんわり入れた球に山田(政経3)が走りこみ、ディフェンスを振り切りキーパーと1対1の場面できっちり決め、この試合を決定付けた。
日程的に早大よりも厳しかった本学は、前半とても動きが重かったが「効果的な攻撃によってタイミングよく得点できた」(神川監督)ことで試合を制した。危ないシーンも何度かあったが、田中(政)主将(営4)が「ゴール前で体を張れるのがいいところ」と言うようにしっかりと守りに徹することで失点を1に抑えることができた。前節の東海大戦から2連勝、どちらも大量得点での勝利という良い流れでここまで来ているので次節の筑波大戦にも非常に期待が懸かる。
☆試合後のコメント☆
・神川監督
「前半は動きが重かったが、予想外に相手が動けていなかったのはラッキーだった。ディフェンスの守りがとても良かった。どちらの田中も疲れていて全然動けていなかった。それがあの失点のコーナーキックにもつながったので2人に替えて笛田と木村(丈)を投入した。次節の筑波はコンセプトが似ているので粘り強く戦っていきたい」。
・田中(政)主将
「中2日の慶應(に大敗した時)の嫌な思い出を払拭できた。立ち上がりに攻め込まれるところを修正しないといけない。早稲田のコンディションが悪かったが後半で勝負しようという流れの中で、ロングシュートなど良い時間で点が取れて良かった」。
・山田
「苦しい時間帯もあったけど、いい時間に得点できてよかった。早稲田は後半足が止まったからチャンスがたくさんあった。縦の動き出しを増やすことで、ゴールに近づける場面が増えた。(自身のゴールについては)久保が良いところに出してくれた。疲れていたので力まずに打てた。これからはボールを自分達で支配できない時間帯を減らさないと勝てなくなるので修正していきたい」。
・高木
「絶対勝ちたい試合だったから、入り方に気をつけていた。前半に点が入って波に乗って、失点しても崩れなかったと思う。自分自身も調子が良いし、自分が相手に得点させないことで、チームに安心感を与えられる。(次節に向けては)1試合1試合大事に戦って、目の前の試合を勝っていくしかない。今はいい意味で勝ち癖もついている。チームの安定を頭に入れて頑張りたい」。
関連記事
RELATED ENTRIES

