(4)気合十分!勝利のカギを握る下級生【1、2年生】
全国トップの実力者が集まる明大卓球部。個人戦で勝ち進むよりも部内でレギュラーの座をつかむ方が難しいと言われます。そんな中、下級生ながら、先輩顔負けの実力でレギュラーの座をほぼ確実にしている彼らにスポットを当てていきます。
<甲斐義和>
昨年、新人戦シングルス準優勝で華々しく大学デビューし、リーグ戦にも春秋続けてレギュラーとしてフル出場した甲斐(営2)。リーグ戦ではシングルス7戦全勝。無敗の記録を作っている。全日本学生選手権でもランク入りし、その実力は確固たるものだ。
昨年秋同様、ダブルスは甲斐・水谷組が有力。「優秀ペア賞目指したい」と甲斐は勢い込む。水谷とじっくり調整できてはいないが、かなりの実力者同士のペアだからこそ期待が膨らむ。
「最近はずっと調子がいい。優勝目指して頑張ります」との言葉通り、素晴らしい活躍を見せてくれるに違いない。
◆甲斐義和 かいよしかず 営2 明豊高出 163cm・60kg
<水谷隼>
10代にして全日本選手権単複3連覇を達成し、先日行われた世界選手権では男子ダブルスで見事銅メダルを獲得。2009年5月付世界ランキングでは、20位に浮上した。自己最高位でもあるその20位は、日本人トップの成績だ。もはや誰もが知る“日本”のエースである水谷(政経2)。この春季リーグ戦で、彼がその力を遺憾なく発揮するであろうことは言うまでもない。
「もちろん優勝っすよ!」。リーグ戦について尋ねてみたところ、こう即答した水谷。「自分は全勝して、チームの優勝に貢献したい」。学生の大会での経験はまだ浅いが、その実力は圧倒的だ。メダル獲得の勢いのまま、全戦全勝が期待できる!
◆水谷隼 みずたにじゅん 政経2 青森山田高出 172cm・66kg
<根田雄一>
高校卓球界の名門・仙台育英高出身のルーキー根田(営1)。高校3年次のインターハイ団体戦では、世界選手権横浜大会でも活躍を見せた松平健太(青森山田高)に勝利した実力者。たが夏以降不調が続き、今年1月の全日本選手権でもいい成績を残せずじまいだった。そんな中明治で練習を開始してすぐの公式戦、東京選手権ではその力を存分に発揮。「明治で練習して多少は足が動くようになった」。3月末の合宿で行われた、リーグ戦出場メンバー決めの基準となる「部内リーグ」でも4位と好成績。他大学を脅かす存在になるに違いない。
初めてのリーグ戦なだけに「緊張感とわくわく感両方ある」と話すが、「春秋連覇のためにチームに貢献できるように、出る試合は全部勝つ気で頑張りたい。新人賞も取りたい!」と、気合いは十分。彼のリーグ戦デビューに注目だ!
◆根田雄一 ねだゆういち 営1 仙台育英学園高出 174cm・72kg
☆先輩からのエール☆
昨年まで明治で活躍していた水野裕哉氏(平21営卒 現東京アート)、石崎孝志氏(平21政経卒 現リコー)が、春季リーグ戦を分析するとともに、現役部員にエールを送った。
・水野氏
「自分が抜けたことが大きいですね。そのことでチームが厳しくなるかもしれない(笑)。でも、隼、軽部、池田、甲斐、大塚、根田…大塚・根田が結構頑張ればみんな楽にできると思う。大塚・根田が相手の2・3・4番手に勝てればチームも勝てると思うし、隼、軽部は負けないように。6年ぶり…僕らが勝てなかったん で、この辺で勝ってくれると思ってます!」
・石崎氏
「今年は…分からないっすね。でも選手たちが自覚して、“誰かがやってくれる”じゃなくて“自分がやんなきゃ”みたいな気持ちで頑張ってくれれば大丈夫。優勝してくれるもんだと思ってます!」
| ◆春季リーグ戦試合日程◆ | |
| 会場:代々木第二体育館 | |
| 日時 | 対戦相手 |
| 5月12日(火) 16:30~ | 大正大 |
| 5月13日(水) 16:00~ | 駒大 |
| 5月14日(木) 16:00~ | 埼玉工大 |
| 5月15日(金) 14:30~ | 筑波大 |
| 5月18日(月) 16:00~ | 専大 |
| 5月19日(火) 12:00~ | 中大 |
| 5月20日(水) 14:30~ | 早大 |
☆応援に行こう☆
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≫会場アクセス
・代々木第二体育館
―JR山手線「原宿駅」表参道口より徒歩5分。
―東京メトロ千代田線「明治神宮前駅」より徒歩5分。
※入場料無料
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