神大に競り負け インカレシード権争いは最終戦へ/関東大学1部リーグ戦
勝てばインカレのシード権獲得となる神大との一戦。ゴール下で競り負け攻めあぐねるも3Pシュートで得点を重ね逆転する。しかしエース・山本を軸とする神大オフェンスに押し負け、64―70で敗戦した。
◆8・27~11・2 第101回関東大学1部リーグ戦(白鷗大大行寺キャンパス他)
▼11・1 対神大戦(青学大相模原キャンパス)
明大64{11-18、17-17、21-11、15-24}70神大◯
スターターはPG湧川裕斗(政経1=福岡大大濠)、PG森田稀羅(営3=北陸学院)SF武藤俊太朗(政経3=開志国際)、PF鬼澤伸太朗(国際3=福岡大大濠)、PF塚田大聖(政経3=土浦日大)。
リーグ戦最終週である神大との一戦は、1巡目にはケガで欠場していた神大エース・山本が復帰したため、そのスピードについていけるかがカギとなった。第1Qでは山本のドリブルからディフェンスを崩され失点し、さらに神大ディフェンスのゴール下の守りの堅さに押されなかなかシュートが決まらず、試合の主導権を握られてしまう。第2Qでもゴール下に切り込めず攻めあぐねる展開が続く。それでも針間大知(情コミ4=福岡大大濠)がフリースローを高い精度で決め、前半を終え28―35と食らいつく。
その中神大ディフェンスを破ったのは湧川と塚田。それぞれ3Pシュートを決めると「リバウンドを取りいい流れでシュートを打てた」(塚田)と苦戦していたゴール下での競り合いを優位に進め、前半終了時では7点ビハインドだったが一気に追いつく。さらに後半には、第2Qよりもディフェンスで強いプレスをかけ、スティールしそのまま得点。流れをつかみ3点リードで第4Qへ。しかし第4Q早々、バスケットカウントを決められると主導権は神大へ。着実に得点を重ねられ逆転されてしまう。その後残り40秒で6点ビハインドと再逆転の希望がある中で「最後の大事なところでやられてしまった」(湧川)と山本が逆転の望みを打ち砕く3Pシュート。64―70で惜敗し、今季リーグ戦の勝ち越しの可能性がなくなった。
明大は翌日行われる大東大との試合に勝てばインカレのシード権獲得となる。1巡目負けた大東大にリベンジし、念願のシード権獲得となるか。
[尼子雄一]
試合後のコメント
塚田
――今日のご自身のプレーについて自己評価をお願いします。
「シュートが入らなかった部分ですね。しっかり3クォーターまで打ち続けたのですが、今日はそれほど入っていなかったですし、リバウンドの部分も最初は集中できていなかったです。評価でいうと、全然ダメでした」
湧川
――1巡目に負けた神大に対しての対策はありましたか。
「(神大は)強度が高いので、最初から自分たちも強度を高くいくことと、あとは山本さんなどガード陣が切ってくるので、そこをしっかり止めようという対策でした」
――最終戦の大東大戦への意気込みを教えてください。
「1巡目も負けていますし、この最後の試合はインカレにつながる大事な試合だと思うので、最後しっかり勝ち切っていい流れでインカレに入れるように、明日しっかりチームで勝ち切れるように頑張りたいと思います」
関連記事
RELATED ENTRIES

