男子フルーレ団体準優勝 躍進遂げる/全日本学生選手権

2025.11.01

 全日本学生選手権(インカレ)、3日目は男子フルーレ団体戦が行われた。明大は2回戦から出場し、決勝まで難なく勝ち進んだ。しかし決勝で法大に敗れ惜しくも準優勝の結果となった。

10・25~29 全日本学生選手権(駒沢オリンピック公園屋内球技場)
男子フルーレ団体
 明大――2位

 関東学生選手権(関カレ)で2位で終わった男子フルーレ団体は初戦は専大に45―30で勝つと、準決勝・立大戦でも45―32で圧倒し、決勝進出を決める。

 迎えた決勝戦は関カレの決勝でも敗れた法大と対戦した。「(法大は)個人個人がみんな実力のある選手で、強いチームなので、僕らはチャレンジャーの気持ちで挑んだ」(髙橋康希・理工=横浜商科大)。試合の立ち上がりは5-1でリードする。しかし相手の素早い突きと駆け引きで大量失点を許した。「相手はチームですごく盛り上がっていたが、こっちは逆に大差をつけられた時に結構気持ちが落ちて士気が下がってしまった」(髙橋)。しかし明大もこのままでは終われない。16―30で交代したのはルーキー小池悠太郎(営1=伊那北)だ。「小池がチームの流れを変えてくれた」(髙橋)。連続得点を複数回成し遂げ、最大15点差から6点差にまで追いつめる。その後交代した菊元雪(営3=龍谷大平安)も健闘したが届かず、36―45で試合終了となった。

 準優勝で惜しい結果となった明大だが、準優勝は2011年以来、14年ぶりとなった。この結果により11月下旬に青森県で行われる全日本選手権に出場が決定した。入替戦で2部から1部へ昇格も遂げた。男子フルーレのさらなる躍進に期待したい。

[木曽琴乃]

試合後のコメント
髙橋
――どのような気持ちでこの試合に挑みましたか。
 「優勝を狙っていたので、一戦一戦自分のプレーを出して勝ちにいきたいと思っていました」

――個人的な活躍を振り返っていかがですか。
 「最近あまり調子が良くなかったのですが、今回は1試合目からだんだん調子を戻して決勝まで行けたので良かったです」