1点差で国士大に勝利/サラダリーグ

 大会3日目を迎えたこの日、相手は本学と同じ2部の国士大だった。接戦に持ち込まれ、1点差で国士大に勝利した。

 スタートは金丸(英)主将(商4)、川崎(政経4)、金丸(晃・政経3)、岸本(政経2)、田村(政経2)。

 試合開始1分半以上経っても無得点だった本学。金丸(晃)がファウルをもらい、フリースローでやっと得点を入れた。国士大はインサイドのディフェンスがきつく、金丸(英)主将はリバウンドの競り合いで、岩澤(政経4)は1対1の場面で、それぞれファウルされた。第2クォーター5分、金丸(英)主将はリバウンドで活躍するも、左ヒザを負傷し、交代。また国士大のドライブインや3Pシュートが目立ち、35-41で前半終了。

 6点ビハインドで迎えた第3クォーター。岸本がディフェンスを振り切り、ミドルシュートを沈める。スタートが速く、ガードの存在感を見せつけた。しかし、パスが通らず、相手に3Pシュートのチャンスを与えてしまう。途中川崎、岩澤を投入。川崎は積極的に声を掛け、岩澤は1対1でインサイドから得点を稼いだ。さらに金丸(晃)も投入し、安定したシュートでチームを引っ張った。フリースローからのリバウンドでラストは国士大ボール。本学は好ディフェンスで守り切り、シュートで終わらせなかった。

 これまでリードを許してきたが、最終クォーターで本学は粘りを見せる。まずは駒水(政経3)のアシストで飯沼(文4)がシュートを決める。その後交代で入ってきた田村が3Pシュートを2本沈め、じりじりと点差を縮める本学。タイムアウトを経て5分、岩澤から三富(営1)にロングパスが通り、三富の得点、さらに川崎の3Pシュートで2点差に詰め寄る。再び田村がインサイドに突っ込みレイアップでとうとう逆転。しかし国士大も譲らず接戦となった。

 「とりあえず持ち味のプレーをしようとした。それがいい結果につながったのでは」と、岩澤の活躍が光ったラスト。バスケットカウントワンスローで70-70の同点に追い付く。残り30秒、吉満(国士大)の外したシュートを川崎がリバウンド。ラスト3秒、岩澤がインサイドでファウルをもらい、フリースローを得る。1本目は確実に決め、「外すか迷ったら外した」と2本目は外したものの、その1点がリードとなり国士大に勝利した。