初黒星スタート/拓大カップ

 拓大八王子キャンパスで行われる拓大カップ。初戦の相手は日大だった。前半こそ調子の良さが見られたが、後半ディフェンスで守り切れず逆転され、初黒星スタートとなった。
 スタートは、伊藤(商4)、牧原(理工4)、柳(法3)、鈴木(農3)、秋(商2)。
 2回のシュートチャンスを与え、日大に先制点を許すも、すぐさま秋の左0度からの3Pシュートが決まった。また、秋は1対1から粘りのターンシュートを決め、確実に点を稼ぐ。さらにスタートメンバー全員が3Pシュートを沈め、調子の良さがうかがえた。

 そしてガード陣の活躍も光った。ドライブを果敢に仕掛け、ファウルを誘った牧原と柳。柳は終始リバウンドに積極的で、アシストにも貢献した。また、途中出場した加藤(法1)、佐藤(文・情コミ1)のルーキーコンビ。加藤はインサイドでボールを呼び、佐藤(文)は3Pシュートを決め、短い出場時間ながら役割を果たした。スクリーンプレーが上手くいかない場面が見られたが、ロースコアに持ち込み8点差で前半を終えた。

 後半は徐々に点差を詰め寄られ、とうとう第4クォーター7分に逆転された。タイムアウトを経て切り替えたいところだったが、「日大はシュートがよく入った」(佐々木助監督)と、日大の3Pシュートを止められず、15点差で敗れた。