今後につながる課題を見つけ、2戦を終える/京王電鉄杯

<対早大戦>
 1クォーター目、23-16と順調にフォワード陣が得点を挙げ、早大に対しリードした。しかし2クォーター目に入り、相手の厳しいディフェンスに苦戦し、シュートをなかなか決め切れない。その間に逆転を許し、攻守のリズムを乱した。

 3・4クォーター目に入ると岩澤(政経4)、金丸(英)主将(商4)が5ファールでコートを去る。さらに攻撃の攻め手を欠き、本学は早大に点差を広げられた。
 
 「ガードがまだコーチの要求を理解し切れていない。少し要求が多過ぎたかもしれない」(塚本ヘッドコーチ)と話すように、ガードのゲーム作りが今後の課題となるようだ。今年のリーグ戦、初戦で対戦する早大に対し、いい研究材料となった。

<対中大戦>
 中大の力強いオフェンス、厳しいディフェンスに対し、なかなか突破口を開くことができず、試合は終始中大ペースで進んだ。中大フォワード陣の素早いカッティングに対しカバーが遅れ、ファールを取られる場面が目立った。川崎(政経4)や金丸(晃・政経3)などが気迫のシュートを決めるも、点差は縮まらず57-74という結果に終わった。

 明日まで行われる、京王電鉄杯。関東トーナメント、リーグ戦に向けてのいい課題見つけとなるだろう。明日の慶大戦では、自分たちのやりたい攻撃スタイルで白星を挙げてくれることを期待したい。