セカンドリーグ連勝も課題を残す結果に/エイワ杯関東大学リーグ戦
エイワ杯関東大学リーグ戦(秋リーグ)のセカンドリーグ初戦を完封勝ちで飾った明大はファーストリーグ最終戦で対戦した法大と激突。序盤からゲームを支配するも終盤には相手に連続得点を許し、課題の残る試合となった。
◆9・6~11・30 エイワ杯関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
▼10・19 対法大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
◯明大{3―0、0―1、3―2}法大
第1Pは静かな立ち上がりとなった。ファーストリーグでは両チームの選手がペナルティをとる展開となったが、今試合では明大はノーペナルティの立ち上がりを見せた。「ペナルティの多さが負けに結びつくという統計を共有していた」(村社海莉主将・文4=埼玉栄)と冷静なゲームプランで試合を組み立てた。ピリオド中盤にFW小桑潤矢(営2=埼玉栄)が先制ゴールを奪うと流れに乗り、2点を追加し主導権を握る。
第2Pはまさかの無得点。法大に攻め込まれ1点を失った直後、村社がペナルティで退場。なんとかキルプレーをしのぐも、その後のパワープレーのチャンスを生かすことができなかった。それでも最終第3P、FW井口藍仁(商4=埼玉栄)らを中心に3得点。しかし試合終盤に法大の反撃にあい、立て続けに2点を失う課題の残る勝利だった。
試合終盤に課題の見えた明大。今日の試合を「失点してしまったことで自分たちの課題が見つかったのはよかった」(井口)と前向きに振り返った。1敗が命取りになるセカンドリーグ。目の前の一試合一試合に全力で挑む。
[川瀬吾一]
試合後のコメント
村社主将
――試合を振り返っていかがですか。
「第1Pで流れに乗れたあとの第2Pで失点をしてしまい無得点だったことが課題だと思います」
――攻撃力が課題だとおっしゃっていましたが今日の試合ではいかがでしたか。
「及第点だと思います。2桁得点が余裕をもってとることができるように頑張りたいです」
井口
――個人賞への意識はありますか。
「そこまで意識はしていないです。チームが勝てたらおのずと結果はついてくると思います」
――次戦の中大戦への意気込みをお願いします。
「夏に負けている油断のできない相手なので、立ち上がりから今日のようにペナルティを少なくして決めるところを決め切りたいと思います」
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